#59 それでも本を読んでほしい
みなさんこんばんは、Daiです。
多くの方が3連休の初日を楽しまれたことと思いますが、いかがでしょうか?
SNSでは埼玉県の条例で、またいろいろな議論が取り交わされていましたね。私は条例の有無が生活に関わる立場にいないのでなんともいえませんが、小学生のころを顧みると「誰にも見つからないで帰ることのほうが難しくなかった?」という感覚を抱いてしまいました。
余談はこの辺にして、今日のテーマである本を読む理由に話を移していきたいと思います。
ちなみにみなさんは、どうして本を読みますか?または読みませんか?
本を読む理由を考えたきっかけ
私が本を読む理由を考え、発信したいなと考えた理由は外山滋比古先生の「思考の整理学」を読み直したことがきっかけです。
すこしかい摘んで紹介すると、次のような内容が書かれています。
さらに要約すると、この本では「自分自身で思考できる学生=飛行機」、「教師に牽引されないと思考できない学生=グライダー」と表現しています。
現代社会では上司に牽引される若者を優秀(扱いやすい)と考えるが、テクノロジーの発展とともに飛行機型にならないと困る といった内容にも言及されています。(1986年に出版されている本なのですが…)
私はなぜ本を読むのか?
あまりに漠然とした内容で困惑している方がいるかもしれませんが、私の本を読む理由は思考力を鍛えるためです。
これは悪口だと捉えてほしくないのですが、本を読まない方の中には「本という教材があっていない方も多い」のだと思います。本を読む習慣がある私でも、内容を理解しようと思えば思うほど、頭に入ってこないことがあります。
そして、「なんぜわざわざ図もイラストもない本を読むの?」と聞かれたら、答えに窮してしまうことも事実。タイパに注目が集まっている現代では、時間がかかりすぎてしまうと感じられてしまっても無理はないと思います。
それでも本を推す
今日はこのユニットで終わりにしますが、どんなにタイパが悪くても私は本を推します。なぜなら、おそらく本当の意味で頭を使える教材は本しかないと考えているからです。
「なにを言ってるの?本もオンラインの時代だよ。紙の感覚を再現した本も出ている」という声が聞こえてきそうですが、本のめんどくささを実感できるモノは、今のところ本しかありません。
紙をめくる感覚やインクの匂い、図もイラストもない文字だけが並べられた印刷物。それが本であって、誰にでも理解できて、スマートで、事実だけが
羅列されているのであれば、ネットニュースでいいでしょう。
今日はこのへんで。また読んでもらえたら嬉しいです!
#本を読む
#思考力
#読書の秋
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