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美味しい食事が出来る家の造り方

最近では、調理家電の進化、レシピサイトの充実などにより、
純粋な料理の腕だけで料理の質が決まる訳ではなくなりましたよね。

さて、【家】は食事についてどんな手助けとなれるでしょうか?


■料理と家の関係

1、衣食住は関係が深い

衣類をしまうのも、料理・食事するのも、【住まい】ですよね。
ですから、【住まい】によって、衣食住全体に大きな影響を与えるとも考えられます。

料理で言えば、大きく分ければ、

  • 調理器具、食器、食材などの保管場所として役割

  • 調理する場としての役割

  • 出来上がった料理を食べる場としての役割

があります。
それぞれについて考えてみます。

2、調理器具、食器、食材などの保管場所として役割

色々な調理器具・調理家電を使用すれば、どんなに手の込んだ料理にも挑戦できるかもしれません。

世界中の食材を使用すれば、行ったこともない外国の料理にも挑戦できるかもしれません。

お気に入りの食器、珍しい食器、ビンテージな食器などを使用すれば、いつもの料理が別の表情を見せてくれるかもしれません。

しかし、それらがきちんと収納出来なければ使用できませんので、
保管場所をしっかりと確保することが必要です。

3、どんな保管場所が良いか

ただ、量の大きい収納であれば良いとは思いません。
私が考えますのは、
見やすいこと と 出し入れしやすいこと です。

どこに何があるのかすぐに把握できるような収納、
しまってあるものを取り出しやすく、かつ、しまいやすい収納、
が理想だと私は考えています。

4、調理する場としての役割

調理場としては、システムキッチンと呼ばれる設備機器で行うことが多いと思います。
流しスペース+調理スペース+加熱スペースがあるのですが、
メーカーや商品によって、大小さまざまな違いがありますので、何でも良い訳ではないと思います。

5、どんな調理場が良いか

特に、サイズが重要で、自分に合ったサイズを選ぶことで、
調理しやすく、調理中の疲労軽減にもつながります。

また、他にも、キッチンには非常に細かく仕様を選ぶことが出来ます。
サイズ、色柄、扉の開け方(開き・引き出し等)、取っての有無、水栓種類、加熱機器種類、換気扇種類、上部吊戸棚の有無、その他色々、
実物を見ずに決める事が出来るのか?と思ってしまうほど、色々と選ぶことが出来ます。

これらも、自分に合ったものを選ぶことで、
調理がスムーズに出来たり、家事負担が軽減出来たり、します。

6、出来上がった料理を食べる場としての役割

せっかく作った料理ですので、美味しく食べたいと思うのは当然です。
しかし、収納場所や調理場の残りの狭いスペースや寒くて暗い場所などで食事を取るとしたらどうでしょうか?

7、どんな食事場が良いか

そんなに広くなくても良い、そんなに明るくなくても良い、
ので食事を楽しめるスペースは確保したいものです。

出来れば、料理全体がはっきりと見える光り・明かりに照らされ、清潔に保たれ、各人が伸び伸びと食事を取れるサイズがあると良いなと思います。

■LDKは機能しなければただの伽藍洞

最近の家にはほぼLDKと呼ばれる空間があると思いますが、
LとDとKがそれぞれきちんと機能し、かつ、連携していないLDKも良く見かけます。

どこのご家庭でも、広いLDKが必要な訳ではありませんので、
お住まいなる方々によってLDKも変えなければならないと思います。

誰かのLDKではなく、あなたのLDKを考えてみましょう!

■最後までお読みいただきありがとうございます