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寒さに慣れても健康にはなれない

今年の冬はいまのところ冬らしくない暖かい気候ですが、この先はどこまで寒くなるか、急に寒くなるのではないか、雪が降るのではないか、と心配しています。
体が慣れられるくらいの気候の変化であってほしいものです。


■寒さを我慢していませんか

1)断熱材の無い家

近年、建築された住宅で断熱材が全く設置されていない住宅は皆無ですが、昔の住宅では断熱材が入っていないのが普通でした。

ですから、夏の暑さ、冬の寒さをまるで外にいるかのように、むしろ、外よりも厳しい環境ですらある住宅もたくさんあります。

2)隙間だらけの家

昔の住宅にはあちこちに隙間がありました。
隙間風なんて日常的で、上記と同様に、家の中がまるで外のような環境であることも珍しくありません。

3)窓ガラスが1枚の家

今でこそペアガラスが一般的になりましたが、昔はもちろん、ガラスは1枚でした。
ですから、窓際は暑くて寒くて人が寄らない場所でした。

4)人は環境には慣れます

キャンプブームの到来により、春・秋のような気候の穏やかな季節以外でも屋外で寝泊まりする方が増えたようですので、

住宅の暑さ寒さなどなんてことはない!

と言う猛者も増えたかもしれませんが、体が慣れたとしても、体への負担が軽減されているということではありません。

5)プチリフォーム、DIYで環境改善

では、断熱リフォームしましょう!

と言うのが建築関係者の言いがちなことですが、
もちろん、住宅の性能をプロの技術で向上させることが最も効果は高いでしょうが、ご自分で実施するプチリフォーム・DIYでも多少なりとも環境を改善することは出来ます。

動画サイトなどを参考に、ホームセンターなどで道具や材料を揃えて自分で行えば、手間賃無しの材料費のみで実施できます。

ただ、ご覧になるサイトには精査が必要です。特に過剰な演出を真に受けないようご注意ください。

■最後までお読みいただきありがとうございます