断熱性能

住宅の断熱性能を判断する方法

住宅にはどの程度の断熱性能が必要なのでしょうか。
ハウスメーカーなどのホームページやカタログを見ると、断熱材の種類や厚さが書かれていますが、どの断熱材でどのくらいの厚さなら適当なのかはわかりづらいものです。

住宅の断熱性能を判断する方法としては、住宅の省エネルギー基準(省エネ基準)というものがあります。

住宅の省エネ基準の中に「外皮平均熱貫流率(UA値)」という項目があり、これが住宅の断

もっとみる

建ててからも出来る気密・断熱③

こんにちは!
素敵な週末をお過ごしでしょうか

今回は、前回の続き
家の外観そのまま、家全体の性能を上げるリフォーム
について書きたいと思います。

家全体の性能を上げるリフォームがしたくても
リフォーム期間中に暮らす場所がない!!
とか
もう子供が巣立ってしまったから生活空間だけでいいのに・・・
とか
中々思い切れないかたも多いのではないでしょうか??

長く受け継がれている家だと特に
物がたく

もっとみる

建ててからもできる気密・断熱②

前回、窓は素材によって大きく熱伝導率が変わることを紹介しましたが、

今回は具体的にどんな改修方法があるのか紹介をさせていただきます!

まず第一に、窓の断熱改修時にはガラスだけでなく、必ず窓枠(サッシ)にも施工をすることです。

窓の中で一番熱の移動があるのがアルミサッシです。(前回記事参照)

そのため、いくらガラスを2重、3重としてもアルミサッシからの熱移動を

止めることができないため、自

もっとみる

窓の断熱性能を確認する方法

「窓は熱が逃げる場所」でも説明しましたが、窓は断熱材と比較すると断熱性能が低いため、住宅の断熱性能に大きく影響します。
できるだけ断熱性能の高い窓を使用できればいいのですが、断熱性能の高い窓は価格も高いため予算を考慮する必要があります。

窓の断熱性能は熱貫流率(U値)で判断します。
U値が小さいほど断熱性能が高くなります。
一般的にはU値1~6W/㎡Kの窓が使用されていますが、最近はU値1を切る

もっとみる

窓は熱が逃げる場所

ここまでの断熱性能は断熱材を中心にお話ししてきましたが、ここでは住宅の断熱性能に大きく影響する窓の話をしたいと思います。
まず窓の断熱性能を確認してみましょう。
断熱材は熱伝導率で断熱性能を比較しましたが、窓は熱貫流率(U値)で比較します。

窓は仕様によって断熱性能が異なります。
代表的な仕様の熱貫流率は以下の通りです。​

単板の熱貫流率 6.51 W/㎡K
複層の熱

もっとみる

木材の断熱性能は高い?

一般的には木材は断熱性能が高いと思われています。
前回熱伝導率について説明しましたので、木材の熱伝導率を調べてみましょう。
天然木材の熱伝導率は0.12W/mKです。
ちなみにグラスウール断熱材16Kの熱伝導率は0.045W/mKです。
0.12÷0.045=2.66…で、木材はグラスウールよりも2.7倍熱を通しやすいということがわかります。

確かに木材は金属やコンクリートに比

もっとみる

熱伝導率とは?

前回断熱材の話をしましたので、今日は断熱性能を表す熱伝導率について説明いたします。
熱伝導率とは材料の断熱性能を表す数値で、数値が小さいほど熱が通りづらい、つまり断熱性能が高いことを表しています。

省エネルギー基準の「概要と用語の定義」では、熱伝導率は以下のように説明されています。
「内外の温度差1度の場合において1平方メートル当たりに材料内を熱伝導により移動する熱量をワットで表した数値をいう。

もっとみる

住宅に使われる断熱材の種類と特徴

前回「住宅にはどの断熱材を選べばいい?」というお話をしましたので、断熱材にどのような種類があるかを説明します。
ただ、断熱材は各メーカーで多くの種類が出ていますのですべての断熱材をご紹介することはできません。
そのため、材料別に代表的なものをご紹介します。

グラスウール

ガラス繊維でできた断熱材です。
現在最も多く使われている断熱材です。
断熱性能に対して価格が安いので

もっとみる

住宅にはどの断熱材を選べばいい?

時々インターネット上でこの断熱材は性能がいい、燃えやすくて危険、耐久性がないなど、断熱材の批評記事を見ることがあります。
ただこれらの記事はある一面だけを切り取って比較しているものが多く、これでは適切な判断はできません。
断熱材は様々な種類がありますが、それぞれ特徴があり、一長一短があります。
長所しかない断熱材はありません。
そのため、単にどの断熱材が一番と考えるのではな

もっとみる