https://pie.co.jp/book/i/4832/

同社の本「ウイスキーは楽しい！」が良著でしたので、コーヒーも常飲している割に何も知らないな、と思っていたので読みました。

著者のセバスチャン・ラシヌーはバリスタ養成のトレーナーだそうで、これ1冊でコーヒーの淹れ方、コーヒーの種類、豆の分類、産地等の知識が手に入ります。ウイスキーは楽しい！と同じく、濃い知識をイラストで分かりやすく学べます。

私は趣味で自転車に乗っているのですが、自転車愛好家はコーヒー好きも多く、良くライド中にカフェで休憩しますし、実際にコーヒー豆を自家焙煎して豆を売って商売している友人もいます。コーヒーは淹れ方で味が変化する、豆によって味も個性があることを知ってはいるものの、今まで不味いコーヒーを飲んだこともありませんし、豆と言えばお店のリコメンドする物を買うので特に生産地も気にせず買っています。

そんな無知蒙昧の民である私ですが、豆の引き方から淹れ方、豆の種類から産地までイラストを眺めつつ飽きずに読み通せました。この本を読むまではインドのモンスーンマラバールも知りませんでしたし、本を読んだ知識を元に仕事前にはエスプレッソを飲むようになりました。得た知識をすぐ確かめられるのも日本でコーヒーが身近にある証拠ですね。コーヒーの知識は実用的でQOLが上がります。

Amazonなどのネット通販でも買えますし、おそらく地域の図書館で取り寄せも出来るので、それこそコーヒーを片手に読むと豊かな読書タイムが過ごせると思います。

コーヒー好きな方は是非読んでみて下さい。きっとコーヒーがもっと好きになれます。