見出し画像

選択肢と幸せ

毎日投稿20日目。今年も残り12日。
毎回の平均が1200字程度なので、20日×1200字で2万4千字書いていることになります。
卒論は今1万2千字です、、両立して頑張っていきます!!


「これからなら何にだってなれるよ」
「無限に選択肢はあるよ」

年上の方からこのような言葉をもらったことはないだろうか。

今の時代は、昔と比べ、選択肢(生きる道)が増えたといえる。
多様な生き方が存在する。
ユーチューバーやインスタグラマーなどもその一つだろう。
他にも、eスポーツなどゲームでも大金を稼げる仕事もある。

働き方が多様になった。
終身雇用の時代も終わったと言われ、多様な選択肢の中から自分の道を選ぶことができる。

では、生き方が多様になり幸せになったのだろうか。

実は、不幸せになったと感じる人も一定数いると言われている。
なぜだろうか。

それは、「選択のパラドックス」である。

選択のパラドックスとは、「選択肢が多ければ多いほど自由で幸せになる」という考えに反して、現実は「選択肢が多ければ多いほど不幸になっていく」ことだ。

たしかに、選択肢が多ければ幸せになる。
しかし、多ければ多いほど幸せになるということではないのだ。

それらにはいくつかの理由があるのだが、その中の一つに
決断しても周りをみて比較してしまい、迷いや後悔が生まれるからというのがある。
情報化社会では、他人の情報を簡単に入手できるようになり、簡単に他人と比較されるようになった。そして、勝手に情報が目に入ってくるようになった。

生き方に正解はない。
このような現代においては、選んだ答えを正解にしていくことが求められるのではないだろうか。

私は多様な選択ができることを幸せに考えられるようになりたい。


昔は、何をするか(職業)も誰と結婚するかも自分に選択肢はなかった。
そこから時代の変遷とともに「自由」を追い求めた。

その結果、こうして自由という選択肢を多く得ることができるようになったのだ。

将来の夢ややりたいことがない大学生は、4割と言われている。

やりたいことが見つからないのは、選択肢がないからではなく、選択肢が多すぎるからだと思う。

「何にでもなれるよ」という言葉むしろ若者を困らせているのかもしれない。

選択肢が多い中で、適切な選択肢を選ぶ能力も必要ではあるが、それ以上に選んだ選択を正解のしていく能力も大事だと考える。

選択肢の多さで不幸せに感じるのではなく、多様な道に有り難味を感じ、幸せを捉えられる人になりたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?