厚労省、DMATや感染症のプロの方、そして自治体や保健所、外来の医師や看護師、学校関係者や保育園、学童保育の方など。

多くの方の尽力のおかげで、これまでの暮らしが継続してきました。

ここからは、僕たち一人一人。

ここまでの対応に様々な声や意見はあるかもしれないけど、それは後にするとして、今はこれからをどう見据えるか。

変に悲観する必要もないし、楽観する必要もない。

事実を見つめ、事態を想定し、準備をする。

2月下旬〜3/6までの介護、福祉系の動向と、今後の想定と準備についてまとめました。

過度に怖がらずに、豊かな時間にしていきましょう。

①北海道について

北海道庁HP

2/28　緊急事態宣言
　　　感染者数：66名

【影響】
経済面
・家電売上40%減
・経済損失2000億超

医療面
・2/27外来休診

②神奈川県相模原市について

相模原市HP

相模原福祉事業所職員、利用者の感染について
・2/27 福祉事業所職員20代男性の感染
・3/2で福祉事業所休止中
・3/5 福祉事業所８名感染

③愛知県名古屋市について

3/6 126のデイサービスの休業を発表
・3/6 デイサービス事業所で１１人の集団感染が確認、デイの休止を発表
・3/6 感染者数：57名　
・休業するデイサービスの総数・・・・・・・126箇所
　　　　　　　　　　　　全利用者数約・・・5,800名

④保育・学童関係

保育所・学童保育関係
・東京都のまとめでは、１５区１５市町村が、可能な場合は自宅でみるように求める内容の通知
・保育士の疲労
・開所時間拡大で人手不足のやりくりに四苦八苦

最近の動向のまとめ

１）緊急事態宣言による経済的影響が約10日で2000億円。
２）感染が確認された事業所や、エリアでの通所系の社会保障系サービスの休業が増えてきている。
３）保育園や学童は現場の負担が見え始め、利用の自粛が出始めている。

今後のポイント①行政の動向を確認（名古屋市、愛知県）

１）名古屋市のデイサービス休業に対する施策
　　デイ126箇所への補填などは？
　　利用者5,800人への支援は？

２）他の社会保障系サービスの運営可否の判断
　　外来、保育園や放課後デイなどは？

３）介護に伴う家族の休業に対する助成金は？
　　育児だけではなく、介護に伴う休業の補償も必要。

４）経済活動への影響を踏まえた施策
　　北海道と同様の緊急事態宣言をすると、短期間に数千億の損失が。
　　新型コロナウイルスによる死者より、経済損失による死者が増える
　　恐れが。
　　経済をどう回していくのか。

今後のポイント②社会保障系サービスの事業者

１）キャッシュを確認、管理
　　経済回さないと事業は成長しないけど、
　　お金なくなると会社は死ぬ。

２）代替えのサービスおよび事業開発
　　社会が大きく変化しているので、潜在的だったニーズや新たに生まれたニーズがあるはず。
　　事業の根幹は、誰かの困りごとを解決するコトという場合が多い。
　　この機会だからこその成長の可能性もある。

今後のポイント③企業共通

１）介護者の把握
　　一般企業も介護事業所も同様。
　　3/2の対策は、全ての企業で職員の子育て状況を確認したハズ。
　　同様に、今度は介護サービスの休業が始まっている。
　　今後は、各自治体判断の場合もあれば、
　　政府判断でデイサービス一斉休業の可能性もある。
　　その時に備えて、早めに準備を。
　　いずれにせよ、働ける人が減る。

２）働き方の改革を
　　これまで以上に。

今後のポイント④家族　　

１）家族との時間を大切にする　
　　家族との対話を育む。
　　もし、そこから何か生まれたら、それをする

２）家族の発見をする
　　例えば、親の知らないことを教えてもらう。
　　母親の故郷の料理
　　父親の結婚前の趣味
　　実は考えていた生き方（死生観）など

**社会保障系サービスにおける感染による影響の違いのイメージ

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縦軸と横軸で、社会保障系サービスの概要を示した。もちろん、全ては網羅できていない。

すでに始まっているように、集団感染を防ぐために、通所系サービスから休業が既に始まっている。

想像したくないが、今後拡大していった場合、訪問系サービスへの影響も出るだろう。

それぞれの、立場で準備をしながら、リスクを過度に怖がらず、出来ることをしていきましょう。

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弊社でこのような取り組みをしております。

健康とコミュニティーに関心のある方に届くと嬉しいです。