僕たちはどの程度リハビリテーションのことを知っているのだろう?

リハビリテーションとは、"してもらう事"や"訓練をすること"を指すのではなく、reとhabilisに分かれ、〇〇に適する、〇〇に適した状態になることである。それはつまり、"自分らしく生きる権利の回復"であり、"全人間的復権である"。このようにリハビリテーションについて学んできた。

つまり、権利や尊厳の回復でもあり、ジャンヌダルクやガリレオ・ガリレイの復権裁判にまで遡ると。

去年までは、これを全く疑うこともなく、とても大事な考え方であり、いかにこの概念を伝えていくかが大事だと思っていた。

もちろん今でもそのように思っているが、ふとある時に問いが生まれた。

誰がリハビリテーションという言葉を言いどのように広まってきたのか?
良く考えると、分からない。知らない。知っているのは、日本では上田敏先生がパイオニアであり、現在でも伝導者となっていること。
そう考えていたら、様々な問いが浮かんできた。

  • リハビリテーションや、理学療法、作業療法の起源や歴史はどのようになっているのだろうか?

  • リハビリテーションは世界各国でどのように行われているのか、また法律や制度で位置付けられているのか?

  • リハビリテーション専門職は、日本以外でもPT、OT、STのように同様なのか?

  • なぜ、日本のリハビリテーション専門職協会は権利擁護の取り組みが弱いのか?など

このような問いから、今年度はリハビリテーションを探求する取り組みを始めることにしました。一人でやるより何人かと一緒に探求した方がより学びになると思い3〜5人程度で8月くらいから探求を始めていこうと思います。

もし、こちらの探求にご興味ある方はSNSなどで橋本まで、ご連絡ください。


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