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足踏みにチャレンジ

ある利用者が施設の後
親子で参加するヨガ教室に行ったらしい。

ヨガの他にも簡単なストレッチやダンスもやったとか。

 
私の職場には月一回ダンス教室があるが
難易度が高く
ダンスが得意な方はいいが
苦手な方はついていけなかった。

難しすぎて不穏になったり
手持ち無沙汰になったり 寝てしまう方もいた。

 
だからヨガならいい気がした。

施設のダンスはアップテンポだが
ヨガならゆったりだろう。

 
体を動かすことや
施設でのダンスには賛成だが
レベルに関しては私は思うところがあった。

 
「その時、同じ場所で足踏みをする動きがあったんですけど、うちの子、出来なかったんですよ。難しい動きなんですね。」

なるほど、と思った。

確かに日常生活で足踏みをする機会はあまりない。

 
その利用者は先へ先へは行くが
後ろ歩きや横歩き、足踏みをしているのは見たことがなかった。

でもそれはこの利用者の話だけでない。

他にも前に進む以外の動きが難しい方もいる。

 
新しい発見だと保護者と話す。

やってみなければ分からないことはたくさんある。

 
色々な体験をさせたい。
色々な場所にも連れて行きたい。

それは職員以上に保護者は強く思っているだろう。

 
楽しく過ごしてほしい。
難しいことにも自分なりにチャレンジしてみてほしい。
強みを活かせるように力になりたい。

 
そう思っているよ。

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