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ハリー・ポッターと秘密の部屋/J.K.ローリング

ハリー・ポッター二作目。

映画が地上波でもやることがあるから
見たことがある人も多いのではなかろうか。

  
ハリー・ポッターは一冊で一年の時間が流れる。
二作目でも同じ展開であり
次作ではホグワーツ城で三年生として過ごすことが描かれるであろうと示唆される。

 
個人的にはシリーズでは、ハリポタ三作目の「アズカバンの囚人」が一番好きで
次点が「賢者の石」→「秘密の部屋」である。

 
なお、第二作で500ページを超えるわけだが
シリーズは進むにつれてページが増え
第四作からは上下巻のボリュームだ。

 
私はハリー・ポッターシリーズは発売当時友達に借り
新作が発売されるごとに読んでいた。

 
学校の課題、予習復習を終え、お風呂も早めに入り
19:30頃から一気に読み、次の日には返していた。

当時の私は借りたら次の日には返すというモットーだった。

 
ただ、友達から「うしおととら」や「スラムダンク」を借りる際は一気に読み切れないので
一日三冊ずつの単位で借りていた。

 
私は今、足を骨折し、自宅静養をしている。
読みたかったが買うだけで読めていなかった本を片っ端から読んでいるが
自宅静養が一週間を過ぎると、読み終わる本が増えてきた。

 
ここは、一気に長編を攻めよう。

そう思い、ハリー・ポッターシリーズを読み返すことにした(「賢者の石」は二回読んだため、割愛)。

 
あの頃は若かった。
ハリー・ポッターシリーズを一気に読めた。

だけどこの「秘密の部屋」は二日に渡り、読み終えた。

 
 
ハリー・ポッターは魔法界では有名な魔法使いなのだが
両親が亡くなった孤児で
引き取った親戚(人間界)からはハリーは虐待を受けていた。

魔法学校から生い立ちを聞かされ
入学し、寮生活を始めてからは仲間と共に冒険し、成長していく。

 
ハリー・ポッターの話はこんな感じだ。

 
魔法世界が大好きな人には是非オススメのシリーズだ。

 
この第二作では、ハリーが二年生に進級するところから始まる。
英国(ハリポタはイギリス設定)は9月から学期が始まる為、日本の文化に慣れているとそれに慣れるまで少し違和感を感じる。

大魔法使いとしてチヤホヤされるハリーも、疎まれる親戚の元へ帰省したら扱いは以前と変わらない。

 
環境とは大切だなぁとつくづく思う。

 
二作目は、かの有名なマンドラゴラが出てきて心躍る。

 
食べ物がたくさん出てきてワクワクするが
やはり一番気になるのはハグリッドがくれる糖蜜ヌガーだ。食べたい。

 
読むと、映画の映像が浮かぶ。私は映画も全シリーズ見ている。
かつて初めて読んだ時はまだ映画を見ていなかったので
今は復習のような気持ちで読んでしまう。

 
忘れていた伏線にドキドキしたり
覚えていた伏線にワクワクしたり。

映画でハーマイオニー役のエマ・ワトソンが子役の頃
敵のマルフォイ役のトム・フェルトンが好きだったと知った時から(初恋らしい)
二人の掛け合いを見る(読む)とニヤニヤしてしまう。

 
二人は恋仲にはならなかったらしいが、とても仲が良いらしい。
それにハリポタファンとしては悶えてしまう。

 
第二作でもチラつかされていた「アズカバン」というキーワードが
第三作ではサブタイトルになって登場し
伏線がそちらにも活きる。

今から読む直すのが楽しみだ。

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