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車椅子を押して公園に行ったら

車椅子の利用者とマイペースにゆっくり歩く利用者と三人で公園に散歩に行った。

 
日差しがまぶしい。
最高気温27度だ。

車椅子の方を押すと汗が流れるし
ゆっくりな方の手を引いても嫌がったり、道路真ん中側を歩こうとし
なかなかに同時に一緒に歩くのはしんどい。

 
ゆっくりな方は私の手ではなく、腕を掴みたがり
腕が痛い。

 
車椅子の方は100kgぐらいで
なかなかに体力を使う。

 
公園は一部ぬかるんだり、水たまりがあった。
もちろん、道中には段差もある。

 
ぬかるんだ道は更に力を入れないと
車椅子のタイヤが砂にとられ
非常に重い。

 
ぬぉぉぉお!な気分だ。

 
「頑張れ、ねぇちゃん!」

 
「大変そうだな!ほれ、よいしょっ、よいしょっ!」

 
周りの高齢者の男性達が声をかける。
どうも~!と、私は笑いかける。

そこを通り過ぎると、高齢者の女性達がいた。彼女らも私に声をかける。

 
「いい天気ねぇ。」

 
「やっぱり日差しを浴びたいわよねぇ。」

 
そうですねぇ、と私は声をかける。

 
よいしょっ、よいしょっ、と私は声をかけながら
車椅子を押し上げ
もう片方の利用者の方の手を握る。

 
利用者が「よいしょっ!」と言い
私も合いの手を入れ、「よいしょっ!」と言った。

水たまりにはアメンボがいて
一緒に見て過ごした。

 
 
午後はレクリエーションで、私は綱引きを10回やり、大縄とびも行った。

 
綱引きは利用者があまり経験がないらしく
案外できないことや
布と布を結ぶことが難しいことも分かった。

 
 
一日中、体を動かした。
いい汗をかいた。

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