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一瞬で見抜ける!クズ男図鑑/見知らぬミシル

本屋で見掛けてこの本を手に取ったのは
最近婚活で疲れていたり、恋愛に自分はつくづく不向きだと感じたからだ。

 
本書はたくさんのクズ男が載っており
見開きで一例が載っている。
右ページが見た目や口癖
左ページがその男性の説明のようなものが載っている。

サクサク読めてあっという間に読み終わる。

 
かつて付き合った人や関わった人の特徴や言われたことがある言葉もあったし
聞いたことがあるようなケースもあったが
めちゃくちゃ当てはまるまでには至らなかった。
人相学に近い記述もあった。

 
私はよく姉から「ともかはダメンズ好きだなぁ。」と言われていたし
親しい友達からも似た類のことを言われていた。

 
恋愛で一喜一憂しすぎたり
振り回されたり
疲れてしまうのは
恋愛に向いていないからなのではなく
その相手と合っていないからでもなく
その男性がクズ男だから…

とは私には思えなかった。

 
もしも彼等がクズ男だとしたら
私も相当なクズ女なのだ。

 
もしもクズ女図鑑があったなら
私の特徴が載っているのかもしれない。

 
類は友を呼ぶ。

結局は私がいい女じゃないから
いい恋愛ができないのだと思う。

 
好きな人に好かれたら幸せだ。
誠実な男性と付き合えたら幸せだ。

そんなことは分かりきったことだ。

 
…だけど分かっていてもできないことがある。

恋愛はつくづく難しい。

 
幸せな恋愛への近道はマッチングアプリではなく
自分磨きなのかもしれない。

 
ただ、頑張りが足りない自分を正当化してもよいなら
もうこれ以上頑張りたくない。
「そのままでいいよ、そこがいいよ。」と言われたい。

  
いや、言われなくてもいい。

恋愛しなくても結婚していなくても子どもがいなくても許してほしい。

 
 
…なんて。

無理に決まっているのに。

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