ポンペイ展で学んだ大地の重要性について

東京国立博物館で現在展示中の
特別展 ポンペイ
(会期:2022/01/14〜2022/04/03)
に行ってきました!

内容はこれから行く人のネタバレになるので多くは語りませんが、
当時の人々の生活がどれほど発展し、
社会がどう形成されていたかがよく分かる展示でした。

建築的には当時の4分の1ほどしかまだ掘削しきれていないようで、詳細な全容は今後の調査に依るところですが、、、

個人的総じて感じたのは
「大地は歴史の記憶媒体」
だなと言うことです。

普段気にかけることもない大地の中には、
これまで地球が生み出してきた歴史の遺物が積層されていると、

ポンペイ展においては当時の食料が炭化した状態で発掘されたものが展示されていました。

状況にもよりますが、大地はこうした私達の生活をノートのように各ページに刻み、綴じたものであり、これからの私達を記録づける媒体であり続けるのかなと、

歴史の記録媒体と建築をどう繋げていこうか検討中ですけども、ポンペイ展で新たな建築の糸口を見つけられた気がします。

皆さんも是非ポンペイ展に行って
当時の人々の技術の高さや、
社会格差の流動性を感じ、
今までの知識とは違ったポンペイの姿を見てみてはいかがでしょう?

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