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映画『サバイバルファミリー』を観る。フィジカルでサバイバルな力をつけていたいと、やっぱり思う。

映画『サバイバルファミリー』を観た。
コメディーやエンタメとして観ることもできるだろうけれど、自分にとっては「災害時のリアル」を考えさせてもらう良い時間だった。

秩序を失くして暴動する人がいて、客観的に映画を観ているから非難したくなるけれど、本当に災害が起きたら自分は同じにならない自信なんてもてない。できれば困っている人に対して何か渡せる人でありたい。
山の水を汲んで水分を確保するとか、野菜を干したり燻製にしたりして長持ちさせるとか、火のおこし方を知っているか。
生き物を捌けるか、自分で食べ物を作れるか、釣りをして魚を穫れるか…そういうフィジカルでサバイバルな力があらためて一番強い。落ち葉での焼き芋だって火をおこす良い経験。
水・食料・火・体温保持・雨風を凌げる場所の確保。

こういう映画を誰かと一緒に観られると良い。できれば同居する人と一緒に。
同じ危機感をもてるから対処もできるし、自分一人だと頭でっかちになりそうなところを「これをやってみよう」って実際の行動に移っていくことがある。それはありがたいことだ。

この映画を観た後だから思うこと。
一番の根本になるフィジカルでサバイバルな力をつけないまま、日常を生きるためのトレーニングにせずに、そうした力を失くしてシステムへの依存を深めるばかりの日々だよなと思う。
一面それが「平和」ということではあるけれど。

生きる根本のことをせず、本当に重要かわからない仕事に今日も行くのだとしたら。
「平和な日常を支える仕事」にも意味はあるけれど、根本の部分は叶っていないと知っておくことがせめて大事だと思う。

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お読みいただきありがとうございます。

毎日の日記の中から一部を抜き出して、こちらに載せています。

明るい考えも暗い気分も、毎日なにかあって、日々とはすごいものですね。それをちゃんと受け取りたいなと思います。

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