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ポイント付き勝利必須。自分たちがコントロールできることを確実に!! v NEC

こんにちは。だいすけです。

トップリーグカンファレンス戦も残り2試合となりました。

本日はNEC戦の週について描きます。

前回の記事をお読みでない方は、以下よりお読みください。

それでは、いきましょう!!

トーナメントの準備

トーナメント戦の準備に向けて、僕とボスは相変わらずバタバタしていました。次の日野戦に向けた分析はほとんど終わっていましたが、僕たちが所属しているカンファレンスは、波乱も波乱・・・

神戸とパナソニック以外は、3位もあれば、8位になる可能性も・・・

7位、8位になると、日野戦の次の週も試合となり、一方で3~6位だと、日野戦の後1週間の準備期間を得ることができます。

最悪のシナリオを想像し、ボスはヘッドコーチと何度も、どの試合を使って分析をするのか話し合っていました。

幸いなことにも、もう一方のカンファレンスは、順位が大きく変動しそうにありません。

これは、ラッキーでした。一方のカンファレンスの状況を、それほど意識する必要がないからです。これにより、自分たちがコントロールできる部分に、より焦点を当てることができました。

コントロールできる部分・・・

そう、NECと日野に対してボーナスポイント付きで勝利をすることです。


NEC戦の準備

次のトーナメント戦を有利に戦っていくためには、NECと日野、この両方のチームにボーナスポイント付きで勝つことが必須でした。

ボーナスポイント付きで勝つと、他のチームの結果次第では、リーグ戦3位も視野に入る・・・そんな状況だったからです。

敗戦は続いていたものの、チームのパフォーマンス値はどんどん上がっていました。これは、コーチたちの、選手への配慮やケアの賜物だと思います。

これまでのコーチたちのアプローチは至ってシンプルで・・・

「事実をしっかり見てもらうこと」でした。

良いところは良いところ、課題は課題としっかりと選手に共有していました。

アナリストのミーティングでの仕事は、コーチと選手の間を繋ぐこと。

コーチはモニターの前に立ち、映像やスライドを使って、選手と会話をします。一方、アナリストはパソコンの前に座り、コーチの思いを汲み取りながら、選手に伝わりやすいように、コーチが作成した映像やスライドを動かす事に徹するのです。

繋ぎ目であるアナリストの仕事は極めて重要です。映像やスライドを動かすタイミングを少し間違えると、選手にうまく情報が伝わらないこともあるからです。

つまり、私たち導線がうまく機能しなければ、せっかく作ったミーティングの時間が台無しになってしまうのです。そんなこともあり、ミーティング前には、コーチからもらったミーティング資料を念入りに確認し、何を伝えたいかをしっかり頭に入れておきます。

ミーティング中はとてもドキドキします。最初は、少し指が震えた時期もありました。しかし、コーチと【多くの時間や考えを共有】していく内に、徐々にコーチの呼吸を感じるようになりました。そして、この週は、いつになくコーチと心がつながり、ほとんど完璧なタイミングで、映像やスライドを動かすことができたのでは?と感じていました。

ミーティング後、選手の表情や立ち振る舞いを見た時、それが確信へと変わったのです。


ボーナスポイント付きの勝利と少しのチャンス

試合2日前になりました。

そこで、日野の選手にコロナが出たという情報が入ったのです・・・その後すぐに、日野vキャノンの試合が中止に・・・

これにより、チームはより引き締まりました。コロナ陽性者を出してはいけない。試合ができなくなる。試合ができなくなれば、上位にはいけません。

しかし、ここで新たな恐怖も生まれたのです。

対戦相手チームに集団感染が認められると試合ができない・・・

自分たちの行動は、自分たちで最大限管理し、対戦相手が健康であることを祈る。ただそれだけでした。

そんな時に、NECの選手の中にもコロナ陽性者が出たらしい。という嫌な噂が流れました。

もし、NECに集団感染が確認されたら・・・

少し緊張した日が続きます。

そして、試合前日・・・

無事試合が行われることになりました。

本当にホッとしました。


〜試合当日〜


試合の入りも良く、前半から勢いをものにしました。

後半に少し相手に勢いを譲るも、得点を重ね、ボーナスポイント付きの勝利を手にしたのです。

久しぶりの勝利だったので、楽しく分析することができました。

分析が終わった時・・・・

ある事に気づきます。

今まで一番良いパフォーマンスデータが出ている事に・・・

シーズンを通してやってきたことが間違いではなかった。と、さらに前向きになることができました。

次の日野戦をボーナスポイント付きで勝利する。

これが、自分たちがコントロールできることであり、これができなければ、3位になることはできません。

カンファレンス戦、最後の週はどうだったのか、次回も楽しみにしていてください。


お読み頂きありがとうございました。




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