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クリスマスだって日常だもの

結婚して初めての、大山ですごすクリスマス。
食べたいごちそうある?ケーキはどうする?

「ドライフルーツのパウンドケーキ!」と、夫。

目からウロコだった。
クリスマスといえば、イチゴと生クリームのスポンジケーキとチキン。
30年間の刷り込みで、そう思い込んでいたのだ。

予約して買うか。ケーキはどこで注文しようか。
いや、ケーキだけでも手作りするなら丸い焼き型を買わなきゃなとか
どっちにしろ出費だなぁとか
ワクワクの反面、根暗のわたし、ちょっと気が重かったのだった。

たっぷりのラム酒を染み込ませて。
生クリームと庭のオリーブでデコレーション。

チキンは、いつもの鶏もも肉をいつもの
マキシマム(我らが宮崎が誇る万能調味料)に漬けてから
野菜と一緒にオーブンでグリル。
ケーキはリクエストにお答えして
ドライフルーツのパウンドケーキに、生クリームを。
ごちそうっぽくなって、大満足。

季節の行事って、つい肩に力が入ってしまいがちだけれど
あくまで、いつもの暮らしのちょっとだけ延長なんだ。
それで、いいんだ。
年末の新たな気づきでした。



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