見出し画像

「毎日のワイン3杯を控えたら、月に1kg痩せられる 」カウンセリング vol.1

4月1日になりました。春ですね〜。

 ダイエットの悩みで最も多いのが痩せること、カロリーを節制することです。そしてそのためには必ず我慢して、欲望に打ち勝たないといけない、そう思われています。

 しかし、ダイエットがうまくいく人、というのは「気づいたらこの習慣ができるようになっていた」という概して習慣設計をした人なのです。ここで我々がやっている習慣カウンセリングの出番になってきます。今日は一例を紹介していきます。

「(毎日2リットルほど飲んでいるお酒の中でも)毎日、ワイン3杯(300ml)だけでも控えれば月に1kg痩せられる」

人は節約してお金を貯めたい時は家計簿をつけるように、
痩せたい時はカロリー計算することで痩せることができます。

多くの人は完璧な食生活をしようと思って、「〜ダイエット」と言って、一気に極端なことをするんですけども、それだと短期的、または短期的ですらうまくいきません。


今回はカウンセリングさせていただいたSさんは、自分自身が少人数のクリエイティブ系の会社の代表で、ストレスでお酒と食べ物にはしってしまっていることに困っていました。

そこでヒアリングすると、お酒をほぼ毎日2リットル近く飲んでいるとのことでした。

・ビール500ml2缶
・ワイン 5,6杯

これだけでも摂取カロリーが800kcalぐらいいってしまうわけです。

まずはすごくい基本的なことなのですが、1週間のカロリーを確認し、可視化することで、本人も冷静に結果を見つめることができます。そしてさらに基本的な知識として、

・中性脂肪は7200kcalで1kg痩せることができる。

という前提を元に「どうしたら1kg痩せられますかね?」という対話を繰り返します。

単純計算でお酒で月間3kgほど太ることになってしまいます。

スクリーンショット 2021-04-01 15.39.41

そこでまずはこの表から、何にどれだけのカロリーをとっていることをお互いで確認しました。

そこで、Sさんはこのように宣言をします。

・ビールは好きに飲んだら良い。
・ワインは6杯のところを1杯にする。→パートナーで2、3日で1本開ける。

これで1日-350kcal、30日で10000kcal超え。1ヶ月で1kg(正確には1.5kg)痩せられることになります。

勿論ここまで単純ではないのですが、カウンセリングでは「食事・運動・睡眠・時間・集中」という生活習慣の各カテゴリーを徹底的に可視化することで、ロジカルに認識をクリアにできます。

Sさんも「論理的な指導をしてくれると、すごい楽しいし学びがいがある」と言ってくれましたが、これってただの四則計算でシンプルな割には論理的で明快ですよね。

今回のケースは

・お酒をどれくらい飲みたいか。
・どれくらいにするとどれだけ痩せられるか。


この二つを聞いて、自分で宣言させるということがポイントでした。

Sさんの次の課題は、

1、ビールを小さい缶にする
2、ビールの本数を減らす。
3、飲む日と飲まない日を作る。

「やれそうでやれない」と思われがちですが、こうした努力で一歩でも前に進むことができれば、複利のように生活が改善していくことになります。

最後に冗談混じりで盛り上がったテクニックがあって、

・ワインを小瓶に変える。
・お酒をストックしない。コンビニまで1缶ずつ買いに行く。

というのもあります。認知行動的に、こちらの方が「1本飲み切った」という満足度、そしていちいち買いに行くコストが上がりお酒を飲むのが「難しく」なるので、飲む量が相対的に減ります。Sさんは「毎回コンビニに行くのめちゃくちゃ面倒くせーな〜w」といいつつ、今後達成できるかどうかを二人で対話していくつもりです。

お酒を飲まないようになると意思力も増えるし、時間が増える。だから、運動もできる余裕ができる。そこでようやくトレーナーの出番となるわけですね。

ご案内:
バディトレでは習慣形成のプロである代表星野が、記事で述べられていることや手法で行われる、エビデンスベースドのカウンセリングを通して、
あなたの習慣コンシェルジュとして、生活を設計し、体型と人生を整えます。
4,800円(税抜)~
ご興味のある方は以下のサイトにアクセスし、LINEアカウントからご連絡ください。




この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?