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「本人が引くくらいの低い目標設定で、ダイエットを攻略する」カウンセリング

今日は「結論から言うと完璧主義に近づくほど人は自堕落になる」という僕の持論を展開します。

完璧主義または完璧を目指す、と言うのは一見聞こえはいいですが、自身への評価が減点法的になるので、一点でもマイナスになる行為をすると自暴自棄になるように感じます。

それは、仕事においてストイックになるビジネスマンにその傾向があるのかもしれません。

完璧主義だと、ダイエットにおいてはどう影響するのかといえば、、、

「え〜い、もう今日はだめだ。好きにやってしまえ!」

と言うことになります。例を引き出すと

・お酒は1杯飲んじゃったし、どうせなら好きに飲んでしまえ!
・今日は気分が乗らないし、午前無駄にしちゃったから、ずっとゴロゴロしよう・・・。
・飲み会楽しんじゃったし、もうラーメンで閉めてしまおう。。。

これらはギャンブルの構造にも少し似てると思っていて、プレイを続けて後半に負けたからと言ってall betして、チャラにしよう、もしくは全部失って帰ろう、みたいな思想で手持ちのお金全部注ぎ込んじゃう、みたいなケースと似ていると思ってます。

ただ、ギャンブルと違うところは、その時、全負けしてリセット、と一応できるのですが、健康に関しては「はい、生活習慣病で人生リセット!」とはなりません。今後も健康の負債が蓄積されていくわけです。

だから、結論としては、

「行動目標の設定はめちゃくちゃ低くして、必ず達成すべき」

が長く続くコツです。

今回のケーススタディは飲食店経営のKさんなのですが、そんなわけで、

「腕立て伏せ3回」

というのがその方に貸した行動目標でした。

本人は当然「こんなの意味あるんですか!!?」とむしろ怒りすら覚えたかもしれないと思うぐらいの反応でしたが、これには意図があります。

もちろん、カロリー消費としてはせいぜい数キロカロリーしかないですが、小さな達成でも朝に行えば、前向きな気持ちになり、その後の習慣も整うわけですね。これに関して一番引き合いに出されるのは「朝ベッドメイクをしろ!」というものですね。それだけで肯定感が上がって適切な生活ができるようになると言われたりしてます。


https://namagomi-days.com/bed-making-happiness/


・腕立て伏せ1回
・起床後5分だけでも歩く
・グミの食べたい個数を-1個する。

これくらいで構いません。

このぐらい絶対できるよ!というところから定めるわけですね。そして本人にそれを宣言させることが重要です。

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(1.「現状と理想シート」の現状パート)
結果的に本人も対話していくうちに自己肯定感が上がってきて、最初は「腕立て30回なんてできないですよ」から「1回なんて意味あるんすか・・・」となり、最後は上記4つの目標で「これならやってみようと思います!!お酒だってちゃんと楽しめますし!」という前向きな対話になりました。

1日1、2リットルのお酒を家で飲んでいた人が、家での飲酒をやめれば数ヶ月でバカにならないカロリー量になります。

皆さんも最初から結果を出さなくてもいいのでまずは
ウォーキング3分、ラジオ体操1回、腕立て1回・・・そのぐらいでいいから始めてみませんか?

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