今日は膝が痛くて。膝というよりその裏側。

見つからないこどもの大事な書類を一日中気にしながら仕事をしている。
職場とは電話で連絡しつつ在宅で仕事をしている。

メールには秋の全国小学生統一テストの広告が入っていた。
もうそんな季節か。

上はやっとの思いで中学に入れたが、下はまだ受験の体制には入っていない。
中学生を見ていてうかぶのは、いい中学に入ることでつらい受験勉強の見返りは十分もらえるのだろうが、受験にすべてを捧げるような小学校生活はあかん、という思い。

職業柄、超絶頭のいい人も何人も存じ上げているが、自分はごくごく普通の田舎の公立中、高、そして国立大学というお金をかけてはならないといいきかされて育った人間なもので、中学受験などはバイトで塾講師をするまで縁がなかった。超絶頭のいい人達は、本当に信じられないくらい頭がいいので、受験もそれほど大変ではない。彼らなりの大変さはあるけれど、凡人からすれば神々の遊びレベルにしか思えない。超絶頭のいい人しか集まらない学校で講師を少しだけしたが、あんなに楽な仕事はなかった。お給料もよかったしまたやりたいくらい・・
上の子には、あんたはクリリンを目指せ、スーパーサイヤ人とは戦う必要ないんやで、と言い聞かせてここまできたが、中学に入ってみたら、みんな傷ついたZ戦士で、サイヤ人の血を引く誇り高き子もいれば、うちの子のように人間並みにできるんだけど能力の限界を感じながらやっている子もいて、いろいろである。

さて、下の子はといえば、のんびりやさんで、筋が通らないことは嫌、必要以上のことはやりたくない一方でルーティンをこよなく愛する。目から鼻には抜けていない。でもそれなりの成績は出す。
遠くに通うのは絶対に無理、親も早起きしてお弁当は作りたくない、そうなると自ずと目標は狭められる。
姉と同じ学校を目指すもよし、のんびり過ごせそうな学校を目指すのもよし。だがいずれにせよ早くから始める必要は全くないと考えている。小学生の時間を大事にしてほしい。
それなりにお勉強ができても、泳げない、走れない、飛べない・・ではつまらなくないか。

一番は私自身がすぐに中学受験戦士の母には戻れないということ。
つらいけれどつらいといえない、あんな時間をまた過ごせと言われても腰は重い。

あと少し、あと少しだけ猶予がほしい・・