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言葉の欠けを勝手に埋めない

読み返したいと思った本を探していたら
別の本が懐かしい

ちょっと読んだら、その本の一文が気に入り
やはりこっちを読みたい

パッと開いた一文
「人は言葉の欠けを勝手に埋める」

「地獄の楽しみ方」京極夏彦著

言葉だけではコミュニケーションはとれない
発する方は言いっ放しで通じたと思ってる

でも通じてない
足りてないんだから

いろいろ欠けている
だから聞くほうは勝手に補充しちゃう

たしかに

だから、こじれると加速度的にこじれるんだろう

母娘の濃い関係は、案外もろいもの
でもそれが健全への第一歩と信じて

ちょっと離れて、俯瞰してみる

#読書の春

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