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勝手に 7日間 ブックカバーチャレンジ!(日本人作家編)#07

誰からも招待されていないけれど
勝手にブックカバーチャレンジ!!

前回の7日間はたまたま7冊全部、
外国人作家さんの作品だったので、
第2弾は日本人の作家さんの作品。

選ぶのは娘。
最終日の今日は?

#07

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世界でいちばん貧しい
大統領のスピーチ


編:くさばよしみ
絵:中川学
発行所:汐文社

*娘のコメント*

世界でいちばん貧しい大統領の
スピーチを読んで…

人はより豊かになるために
情けようしゃのない、きょうそうを
くりひろげる世界になっている。
でも、この大統領は、大統領なのに
ぜいたくな暮らしはしないで
家族や友だち、他人を思いやることを
何よりも大切にしています。

わたしも、大統領のように家族や
お友だちを思いやることが出来るような
人になりたいです。

*説明*
2012年、ブラジルのリオデジャネイロで
開かれた国際会議。
南米ウルグアイ、ムヒカ大統領の
スピーチの全容を紹介した絵本。

公邸には住まず、町からはなれた
農場で奥さんとくらし、花や野菜を作り
身なりをかまうことなく働く
ウルグアイの大統領は国民からは
親しみを込めて『ぺぺ』と呼ばれている。

演説で大統領は
「わたしたちが、挑戦しなくては
ならない壁はとてつもなく巨大です。
目の前にある危機は地球環境の危機では
なく、わたしたたちの生き方の危機です。」

と…

「社会が発展することが、
幸福をそこなうものであってはなりません。
発展とは、人間の味方でなくては
ならないのです。
人と人とが幸せな関係を結ぶこと、
子どもを育てること、
友人を持つこと、
地球上に愛があることー
こうしたものは、人間が生きるために
ぎりぎり必要な土台です。
発展は、これらをつくることの
味方でなくてはならない。」

と、おっしゃっている。

世の中の経済活動が少し、ストップした今
はやく!よりはやく経済活動を
元に戻そうとする前に、これを機に
人間のほんとうの幸せって何なのか?
個人が個人がもっと真剣に
生き方を考えないといけないと思う。

こんな騒動の中でも
経済至上主義の国々をみて
ムヒカ元大統領はどう思われ
ているだろうか?

ポスト・コロナ時代の生き方を模索
しているわたしたちに
とても大切なことをムヒカ元大統領は
語ってくれているのではないだろうか。

3月27日の都内での公開を皮切りに、
順次、全国公開予定だった
映画「世界でいちばん貧しい大統領
愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」
映画館での上映が厳しくなり
5月8日(金)〜9月1日(火)の
期間、配信されるようだ。

この機会にぜひ、観ておきたいと思う。

○○*○○*○○
7日間のブックカバーチャレンジとは、
読書文化の普及に貢献するための
チャレンジで、参加方法は
好きな本を1日1冊、7日間投稿する
というもの。
本についての説明なしに
表紙だけの画像をアップして、
そして毎日1人のFB.Instagram友達を
招待してこのチャレンジに
参加していただくようお願する

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