◆長らく更新が空きました
明確に優先順位がさがっていたなぁ...とはいえとてもオススメなので、久しぶりの更新はこのテーマにしたいと思います。

◆この3ヶ月くらい、なにをしていたか
・地元のお祭り
・(気が抜けたのか、突如)入院
・退職
・渡航準備(VISA申請)
・荷造り
・壮行会に次ぐ壮行会
・渡英

ざっくりまとめるとこんな感じです。
時間がなかったわけじゃないけれど、ゆっくり時間をとって過去の振り返りをするより、今後の時間の使い方について考えたり、日本にいる間にできることをやりきることのほうを優先していたことに気づきました。例えば･･･

①メンタルコーチを受けてみた
②MBA後に検討している業界への転職準備を開始した

それなりに高額な出費にはなりましたが、”無職になる”という二度とないタイミングでの自己投資としては、まずまずな投資ができたのではないかと思います。あとは自分でリターンを作り出せるかどうか。

◆本題に入ります：OB訪問を受けることのススメ
さて、自分の人生を棚卸する手段としてのOB訪問(もちろん受ける方です)をオススメしたいポイントとして、いくつかまとめてみました。

メリット①自分自身を客観的に棚卸できる
学生(あるいは社会人の後輩)からの質問は、だいたいが典型的な質問(例：なぜその職種を選んだか？なぜその会社を選んだか？期待と現実はどれくらいのギャップがあったか？)に終始するか、あるいは質問の意図がすんなりとは伝わってこない、不思議な質問(あるいは相手独自の言葉づかいによる質問)がほとんどを占めると思います。
これらの質問に答えているうちに、自身のキャリア選択の整合性をチェックでき、相手の無邪気さ、素直な客観性からくる質問によって、凝り固まりがちな自身の棚卸・整理ができるということが最初のポイントです。

メリット②キャリア説明の効果的な予行演習になる
何度かOB訪問を受けているうちに、何度も似たような話をすることになります。話しているうちに、自分の話しやすいパターンや、ほぼ初対面である(あるいはこれまで真剣にキャリアの話をしたことがない)相手に対して、すんなりと理解してもらいやすいパターンができてきます。
例えば転職をしたいときには、このOB訪問で作ってきたパターンを少し順番を入れ替えてよりスムーズに話せるようにすればよいでしょうし、海外MBAの面接対策をするのであれば、自身のパターンをよりシンプルな文章にしたうえで、初対面の外国人にも伝わるようなKey Sentenceにすればいいわけです。

メリット③今後のキャリア展望を説明する予行演習ができる
メリット②と少し似ているのですが、メリット②は過去の自身のキャリアの話であるのに対して、こちらは今後の将来の展望の話です。
OB訪問においてぜひオススメしたいのは、少しだけでいいので、(特に聞かれていなくても)今後のキャリア展望について話をしてみることです。相手はもちろん自分の将来が不安でOB訪問にくるわけですから、おそらく素直にこちらのキャリア展望に対して理由を尋ねてくるでしょう。
ここで、明確に答えられなくてもいいのです。”いまはなんとなくこう考えている” とか、 ”なんとなく直観かなぁ...” とかそれっぽいことを言っておくだけでもかまいません。ただ、できればその後に自身で振り返りをすればよいと思います。これもメリット②同様、自分のパターンができてくればシメたものです。

これは余談ですが、自分の場合、もちろん後輩にできるだけ多く話すよう心がけていましたが、どちらかというと(自分のキャリアに関して)前提知識の少ない妻に伝わるような説明ができるよう、何度も練習していました。
意外とこの方法はいい結果につながりまして、 ”一番シンプルに自分の考えを伝える単語はなにか？” という疑問から、よりインタビューで効果的に使える英単語を調べるきっかけにもなりました。(おそらく、日本語での会話の仕方にも多少良い影響があったと思います)

◆どうやってOB訪問を受けたらいいの？→意外とお金はかからない
オススメしたいのは、 この2つのサイトです。いずれも登録は無料。

VISIT OB
BIZ REACH CAMPUS

それぞれ仕組みは異なるので各自ごらんいただきたいのですが、想像以上に利用方法はカンタンです(自分が就活していた頃にあったらよかったのに...)
例えば都内の会社にお勤めの場合は、自身の会社のすぐそばを待ち合わせ場所として指定することもできますし、人によってはSkypeなどでも実施できます。
会ってみると、あきらかに将来自分が軽々と追い抜かれてしまいそうなスーパー大学生もいるので一瞬ひるみます。でも、訪問を受けている間だけは、自分のキャリアに自信を持って説明することが、転職面接やMBA面接の予行演習につながるので、ぜひお試しいただきたいと思います。

(次回テーマ候補)
これから渡航までの間は、MBA準備開始からこれまでを様々なテーマで振り返ります。一般的なMBA合格体験記に比べると、かなりアウトローな内容になりそうですが、何卒ご容赦を。

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