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airmax95のはなし

スニーカー収集が趣味だ。

スニーカーを好きで収集している人達の中で人気のあるシリーズの1つがairmaxシリーズだ。特にairmax95のイエローグラデと呼ばれるスニーカーはファンがとても多い。

1995年に発売されたこのスニーカーだが、ここ数年の間に何度か復刻して発売されてた。しかし、これがほしいと思ってもなかなか手に入らない。入荷するお店には長い行列ができ抽選により買う権利が得られる、ネット販売でも数秒で完売となるのが常だ。

ちなみに私はネット販売で人気のスニーカーを買うチャレンジを何回かしたが一度も買えたことがない。販売開始の時間になって誰よりも早く操作したつもりでも買えない。本当はネット販売なんてなくて誰も買えてないんじゃないのかと思うくらいだ。

買えた人はこぞってインスタグラムやツイッターなどSNSにて喜びの報告をする。買えなかった人がそれを見て羨ましく思うのだ。私はその中の一部の人の言動が苦手だ。

その一部の人の言動というのは、自分が誰よりもこのスニーカーを持つべき人間だと言わんばかりに、買えた人に対して「お前はにわかだ、俺は昔から好きだったんだ」「このスニーカーの歴史もしらないくせに」とか「オレの方が履きこなせる」などと上から言うこと、最近のことばで言うとマウントをとることだ。

人気のスニーカーを好きに履く権利は誰にでもある。また、最近好きになった人がレアな一足を手にした事でどっぷりハマり歴史や構造などにも興味をもって調べる、そしてすごく詳しくなるというケースもあるだろう。

昔から好きだったひとが偉いのか。

そうではないと思う。むしろ、そういう人は自分がずっと好きだったものを好きになった人が増えたことを喜ぶべきではないかと思う。

きっと、そういう人たちがいなければ復刻もないんじゃないかな。

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