統計学をビジネスに使うと良い理由

最終的にはやさしい社会になる

Excel統計学の研修講師、米谷(よねや)学です。
日経ビジネススクールの担当講師、企業研修や公開セミナーの講師をやっているわたくしから

ビジネスで統計学を応用すると良い理由

について、サクッと説明します。
理由は2つあるのですが、これらの理由によって、

お仕事を通じて心身を患う人たちが確実に減らせる

ことを確信しています。

(1)意思決定までの過程を把握しやすくなる

(2)意思決定までの過程を伝えやすくなる

以上2つの理由です。

画像1

シンプルな例

例えば統計手法を使った数字の予測に使える方法の1つに、回帰分析という方法があります。
なおここでは回帰分析について、詳細な説明は省略しています。
よって説明が不足しています。
フンワリと「回帰分析は何のために使えるのか」をザッと示す程度に留めています。

暑い日に良く売れて、暑くない日にはあまり売れない、という傾向があるとします。
このとき、気温という情報を利用して、売上を予測するための式を作って、どれだけの売上になるかを予測するものです。

例えば「過去のデータの傾向から、最高気温30℃の場合なら、300個売れるだろうと予測できる」「1℃気温が上がると14個売上が伸びる」ということがわかるための分析です(他にも役割はありますが、ここでは説明を省きます)。

それでは、こうしたことがわかると、どういった良いことがあるのかを、次の2つにまとめました。

(1)意思決定までの過程を把握しやすくなる

このようにデータを基に売上高などの数字を予測したい場合、最高気温から売上高をどのような式を使って予測できるのかを、自分達で理解しやすくなります。

(2)意思決定までの過程を伝えやすくなる

統計学を企業・組織で活用するのに、特定の部署または人だけができれば良いという考え方は良くありません。誰でもいつでも、予測の背景がピンと来る状態にあることは、組織を続けて行く上では、とても大きなメリットなのです。

実は更に大きな意義は別なところにもある(予告)

会社やお店で働く人たちを守り、会社やお店といった組織を強くする、更に大きな意義が実はあります。

別な記事に書きました(2019/11/11)。
企業でも行政でも、そもそもこのことを根底において、組織を継続するべきだと考えます。

(2019/11/11 追記)
つぶやきを追記しました。


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