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【感想文】世界2.0 メタバースの歩き方と創り方(佐藤航陽)ページ数:ページ数:284ページ 2022年著

【なぜこの本を読もうと思ったのか?(自分の弱みや足りない点)】

・とある人のFacebook投稿にて、
知識も見聞もないのに謎のコメントをして大恥をかいたから苦笑

【なぜそう思ったのか?】

・恥をかいた上で以下を冷静に考えた。

今後の時代の流れを読む上でweb3とメタバースは必須。
当社の無形商材ビジネスへの移行にも重要な知識。
動画視聴だけでなく、体系立てた本をしこたま読む必要アリと判断。

【感想文の文字数】
1,423文字/1,440文字(A4 1枚以内)

【❶結論】【イノベーションはいつもテクノロジーから始まり、流れに乗るタイミングが重要】


本書の感想を見て頂くにあたっては、
まず言葉の意味を共有すべきと判断した。
(私自身もよく知らなかった事なので)

メタバースの意味➤ネット上に作られた3Dの仮想空間。メタ(超越概念)+ユニバース(宇宙)の造語。イメージは1999年公開の映画「マトリックス」が正にそれ。もしくは2021年公開の映画「竜とそばかすの姫」

メタバースの本質➤インターネットの扱うコンテンツが2次元から3次元に進化する事(VRゴーグルはデバイスとしての単なる手段にすぎない)であり、「相互交流できる3D空間」。したがってよく混合されるNFT、仮想通貨のベースとなっているブロックチェーンは必須のモノではない。

私が思うにテクノロジーが浸透するまでの過程は以下の通り。

① テクノロジーの進化
② 徐々に一部の人間が適応し始める
③ 世界に少しずつ認知される
④ 多くの人間の思考が変わる
⑤ 政治方針や教育が遅れて潮流に乗る
⑥ 世界全体の常識となる

企業として流れに乗るタイミングとしては
③と④の間を攻めるのが妥当と考える。

実体験として、前職で電子帳簿保存案件に関わり始めたのが2018年頃。
今でこそインボイス制度など法律が個人事業主まで影響を広げているが、
当時はタイムスタンプやブロックチェーンの話をしても関心はとても薄かったし価格相場もマチマチだった。

そういう意味で当時の電子帳簿ビジネスは②と③の間であり、
現在は③と④の間だろう。

したがってメタバースは企業レベルとしては②と③の間にあると考えられ、
無形商材への準備をしつつ様子を伺うフェーズだと考える。

【❷要約】


本書は「テクノロジーの役割は一部の特権階級だけが
独占していた能力を民主化する事」とした上で、

メタバースは「世界を創造する事ができるのは神であるが、個々人が独自の仮想空間上の世界を創造するいわば神の民主化である」とした内容で、

具体的にどの様に今後、
世界において仮想空間が創られていくのかを解説と予見を記した本である。

筆者の目指す所はメタバースの普及により多様な価値観が対立する事なく
並行的に存在する平和な世界と解釈した。

改めてweb1.0~3.0までの遷移についてここで共有する。

Web1.0➤Windows95などがわかりやすい例で、新聞やテレビなどのメディア以外で、自分の力でHPを開設して情報発信できる様になった状態(ただしテキストベースであり一方通行)

Web2.0➤PCの普及、通信速度の改善により情報発信がリアルタイムかつ双方向性をもつ。SNSによる個人の情報発信が主流になる
(ただしその情報発信元のプラットフォームはグーグルなどGAFAMによって管理される中央集権的構造となる)

Web3.0➤ブロックチェーン技術などを基盤とした非中央集権的なインターネット(個人でできる)

筆者いわく、衰退し続ける日本で唯一最後の希望となるのがメタバース産業である。
その理由は日本が任天堂のポケモンを始めとした
ゲームーや漫画、アニメと言ったコンテンツ大国で、
VRと非常に相性が良いからである。

【❸仮説】【世界を構築する普遍性は存在するか?】


一見複雑に絡んで再現性がない様に見える自然界も、実は法則がある。
筆者の最も伝えたい事は第三章【生態系】に集約されている。
私自身経営は普遍性があると考えている為、194Pの世界構築マニュアルは非常に興味深い。

この生態系の法則の解説は経営にも当てはまる要素が多くある。
私の要約力では紹介し切れないので、実際に読んで確かめて頂きたい苦笑

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