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デザインはセンスじゃない!

ここでは35歳の誕生日までに脱サラ・フリーランスになることを決意した、グラフィックデザイナーがいろいろなビジネス・副業にチャレンジしながら、奮闘していく様子をリアルにお届けしていければと思っています。

GW明け一発目、普段は在宅ワークの僕ですが、
今日はポスター撮影のために出社でした。

7日間怠惰に過ごさず勉強してたせいか、
そこまで違和感なく仕事復帰できた気がしています。
(ダラダラ過ごしてしまった、、といっていた後輩は
1日目からのフル稼働に辛そうにしていました笑)

そんななかちょっとした仕事を新人ちゃんにお願いしようと
Illustratorの使い方をレクチャーしていました。

みなさん、A3サイズまでしか出せないプリンターで、
B1サイズのポスターを原寸で用意するには
どうするかわかりますか?



人それぞれやり方はあるかも知れませんが、
まずデータをB1サイズに設定して、線やガイドをつけて、
分割でプリントして、カッターで切って貼ってするんですよね。

新人ちゃんもなんとなくやり方はわかっていたようですが、
Illustratorの使い方や、データの作り方がめちゃくちゃ。
僕が思っていたよりも本人は全然知らないことが
たくさんあったみたいで、僕もそれを知らなかったんです。

何がいいたいかというと、なんの世界でもそうかと思いますが
デザインにおいても、生まれ持ったセンスなんて幻想はなく
知識や情報が大事なんだな、ということです。

手法を一つ知ってるか、知っていないかで
出来る表現の幅が違う。

良い作品を一つ知ってるか、知っていないかで
使える引き出しの数が違う。

手法を知ってると、効率も上がるから
スピードも手数も大幅にアップする。


天才はみんな、いかに情報を持っているかなんですね。
そこに性格や経験や好き嫌いが掛け合わさって
成熟していくんですけどね!

自分は美大出身ではなく、もともとセンスがない!
とずっとコンプレックスに思っていたのですが、
業界とは関係ない友達に作品を見せると
「センスあるなぁ〜〜」と言われて感じていた違和感は
コレだった気がします。

そして優良な情報はほとんどが迎えに行かないと入ってこない。
1日闇雲に考えることだけしてても、
結局は情報集めに勝るアイデア出しはない。
だから勉強する。本を読む。観察する。人の話を聞く。

天才って
結局、好きこそ物のナンチャラなんですよね。


脱サラ・フリーランスまで、あと340日。

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