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余は如何にして積み本の人になりしか

本を積む人に

タイトルはあぜのごまんさんの本のパロディです。

本の雑誌2023年8月号にインタビューされて以来、積み本の山をなんとなくtwitterにアップロードしていたら、なぜか皆さん積山が好きな模様で、積山についてたくさんのコメントをいただけるようになりました。積山ができたきっかけは、父親の死と実家に大量にある自分の本の整理でした。今回、大量の本のある実家の整理を続けてきましたが、家の建て替えのリミットが近づいてきていて、かなりの量の本を処分することになりそうな感じではあります。現在なかなか入手できないものもあるため、できる限りキープはしたいところですが、読む時間も含めるとたぶんタイミング的には処分の方向に向かうのだと思っています。基本的に、本を積むのは好きではないのですが、現状は積まざるを得ないので一時的な備忘録として、過去にこういうことがあったということのメモにしておきます。

本を集めるようになったきっかけ

本を大量に集めるようになったのは、大学4年生ごろに書物の帝国というサイトを立ち上げて、そこからSF系の小説を集めるようになったことから始まり、ミステリ、ホラーなどのジャンルに詳しい鉄人たちと交流したこと。その結果、それまで手を出していなかった海外文学やポケミスなどのジャンルに手を染めることになり、その結果が今の現状です。

大量の本

自分が本を集めていた当時は、セドリビジネスのようなものも少なく、ブックオフや専門古書店でそれなりの値段で購入することが可能で、ちまちまと足しげく古書店に通ったりして、本を集めてきました。そもそも古本屋で本を買うという習慣がなかったのですが、一気に本買いのベクトルが拡がった感じです。それと長年、地道に新刊で買ってきた本がつもりに積もり、現在の実家の状況に至るという感じです(2011年に実家を離れたため、それ以降の本は基本的に別のところにあります)。今回強制的に整理が入るわけですが、そうでもしないと整理ができないものですね。

本の整理

本の整理自体は2月ぐらいから始めていたのですが、いかんせん量が多いこと、実家のものが多いこともあってその整理だけでもとんでもない時間を費やしてしまい、その結果がこれです。この部屋以外に本棚2棹分の本があるため、1月までにどこまで必要な本を引き抜けるかが勝負になりそうです。とりあえずハヤカワ文庫SFと創元推理文庫SFと怪奇あたりは引き抜いておきたいです。アン・マキャフリーとビジョルドをまったく回収していないので、これは早めになんとかしたい。ロス・トーマスとか、友成純一さんの本とか、たくさんあるのでこのあたりも回収をできる限りしたいところです。あっという間に時間が過ぎる、というのは本当そう思いました。

とりあえず郵送で送ることを考えてはいますが、若干郵便局が遠いので頑張ってやろうとは思います。

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