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企業のブランディングは、2年先でも、10年先でもなく、5年先を見据える

ブランディングとは、「個性をつくること」と言われたり、「選ばれる理由づくり」と言われたりする。要するにこれといった決まりはないわけで、ブランドのファンになってもらうことがゴールだ。

具体的なアウトプットとしては、広告や企業のホームページなどを考えるとわかりやすいが、中でもいちばんの背骨になるのが、ブランドタグラインとブランドステートメントだ。ブランドタグラインは、いわゆるキャッチコピーのようなもので、ブランドステートメントは、それを補足し、意味を伝える文章だ。

その言葉を決めるときの基準はなにか。それは、5年後のなりたい姿やかなえたいコトが表現されているのがよい。なぜ5年後なのか。そもそも現時点でかなえられているのであれば、ブランディングは必要ない。かといって、2年先だとブランディング活動をはじめてすぐにやってきてしまう。つまりカンタンにかなえられることしか目標にすることができない。また反対に、10年後の理想をメッセージに込めたところで、そんなに先の未来なんて誰にもわからない。だから5年後なのだ。

5年という時間があれば、企業は変わることができる。チャレンジをして、失敗して、再度チャレンジをして、ゴールにたどり着くことができる。5年を目安にブランディングに取り組むくらいがよいと思っている。

ブランドづくりに興味のある方はお話を聞かせてください。

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