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第7回:企業イメージにも影響!Webアクセシビリティに取り組んでいますか?

こんにちは!今回は今話題のWebアクセシビリティについてお伝えします。

私たちDNPコミュニケーションデザインではお得意先企業さまからのご相談も増えており注目度の高さを感じていますが、実際のところ「何から対応すればいいのだろう」、「どこを改定すればいいのだろう」、「そもそも何のためにやるのだろう」とお困りの方も多くいらっしゃるのではないでのしょうか。



Webアクセシビリティとは?


最近話題となっているWebアクセシビリティではありますが、そもそもWebアクセシビリティってよくわからないという方も多いと思います。たとえばデジタル庁では以下のように定義が記載されています。

ウェブアクセシビリティは、利用者の障害の有無やその程度、年齢や利用環境にかかわらず、ウェブで提供されている情報やサービスを利用できること、またはその到達度を意味しています。」
出典:デジタル庁「ウェブアクセシビリティ 導入ガイドブック」

つまり、どんな人でもWebサイトがわかりやすく理解でき、目的が達成できる『やりたいことができる』状態にしておきましょう、ということですね!確かに、私たちはそのような社会であるべきだと思います!


なぜ今取り組むの?


ではなぜこのタイミングでこの記事を書いているのか?それには理由があります。
すでに施行されていた障害者差別解消法ですが、2024年4月1日から民間事業者でも合理的配慮が義務化されることによって、デジタルによる情報取得の格差解消につながる動きが加速しています。

「義務化」と聞くとドキッとしますよね!もうすぐではないですか!さて、あなたの会社のWebサイトは大丈夫でしょうか?

内閣府「障害者差別解消法ポスター」
内閣府 リーフレット「令和6年4月1日から合理的配慮の提供が義務化されます!」
をもとに作成


DNPのWebアクセシビリティへの思い


DNPグループはこれまで、「誰もが快適で安心して暮らせるユニバーサル社会の実現」を目指して、「企業の社会的責任(CSR)」だけでなく、わかりやすく改善することで「販促効果」や「業務効率」を高める課題解決型のユニバーサルデザイン(UD)ソリューションの開発に取り組んできました。

もちろんWebへのアクセシビリティにおいても、この取り組み・思いは変わりません。


DNPデジタルマーケティング時代のデザインメソッドIGUD※でWebをわかりやすく


DNPコミュニケーションデザインでは、Webアクセシビリティ×IGUDで、アクセシビリティに配慮したWebサイト改善が可能です。IGUDとは、インフォグラフィックス(IG)とユニバーサルデザイン(UD)を組み合わせた手法です。その名の通り、「すぐに、だれでも、見てわかる」をコンセプトに、情報をイラストや図表で視覚的にわかりやすく表現しています。

実利用者視点に立ったアクセシビリティ・ユーザビリティ対応でWebサイトを改善することにより、障害者や高齢者、モバイルユーザーなど、さまざまなユーザーが快適にWebサイトを閲覧できるようになります。

※「IGUD」は、「DNPデジタルマーケティング時代のデザインメソッドIGUD」の略称です。
※「IGUD」は、大日本印刷株式会社の登録商標です(商標登録第6084988号)。


Webアクセシビリティを考えるうえで大切な2つのこと


● フェーズ1「自社のサイトを知ること」

「何からはじめたらよいのかわからない!」とお困りの方には、まずは貴社の現在のサイトを知見・実績のある第三者に診断を依頼するのがおすすめです。その診断結果をもとに、今の制作会社で改修することもできますし、当社で改修していくことも可能です。

また、診断以前にそもそもサイト公開から相当な期間が経過し、情報や表現がアップデートされていない状態であったり課題が多い場合はリニューアルを検討することもおすすめします。

●フェーズ2「できることから改善していくこと」

診断を実施したら、見つかった課題を放置せず、少しずつでもいいので、改善・改修しましょう。健康診断と同様で診断を受けてからのアクションが大事!ここまでが最低限必要だと当社では考えています。


自社サイトのアクセシビリティをさらに向上させるために


前述したフェーズ1「自社のサイトを知ること」、フェーズ2「できることから改善していくこと」に取り組んだら、次のフェーズに進んでいくこともおすすめします!

・フェーズ3「ユーザーの拡大・ブランディングに取り組みましょう」

アクセシビリティ方針や対応状況を一般公開し社会的信頼を得ることを目指したり、自社内で浸透させるためのガイドライン策定、教育の実施などがあげられます。

・フェーズ4「年一回の試験を通し、さらなる向上へ!」

JIS X 8341-3(日本産業標準調査会(JISC)の審議を経た日本産業規格)
にもとづく試験を実施し、自社のサイトのさらなる向上を目指していきましょう。


私たちDNPコミュニケーションデザインがご支援できること


前述した診断やサイト改善だけでなく、教育・啓発、コンサルティング、大規模なサイトリニューアルまで一貫したサービスのご支援が可能です。
                      
2024年4月に向けて、私たちと一緒にできることから取り組んでみませんか?

お問い合わせはこちら(Contact | DNPコミュニケーションデザイン)よりお願いします。


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