落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか?
マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。
今回は、単行本は2巻で完結した作品である『まじめな時間』(©清家雪子/講談社)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。
『まじめな時間』は生と死をテーマに、不慮の事故によって亡くなり幽霊になった女子高生が主人公が、自分の死とどう向き合っていくかを軸に遺された家族や友人たちの向き合い方や心理描写がリアルで、やりきれない状況なのに時々ギャグのようなシリアスな笑いで笑わせられる、重たいテーマを扱う中で、切なくもあり軽快でもある不思議なバランスで描かれた作品です!
少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。
まじめな時間 名言一覧
いかがだったでしょうか?
お気に入りの名言は見つかりましたか?
僕自身、別の記事で語りたいと思っている内容ですが、婚約者を交通事故で亡くした経験があり、1年以上なにも手につかない心が空っぽの状態になった経験があります。
作中、一紗の想いが岡部さんを経由して母の泰子に伝わり、四十九日を終えお墓参りをするときに一紗に向けて発した『心配かけてごめんね。まだね、乗り越えられる気はしない。一生無理なんだろうけど、まあ……、なんとかやってくわ。』という言葉は、気持ちの整理がついていない状態でも少し心を軽くしてくれるのはないかと思います。
学校や会社、その他の組織に所属していて落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『まじめな時間』の名言で元気づけられる方も多いのではないでしょうか?
不慮の死によって幽霊になってしまった一紗の困惑から来るやるせなさや憤り、前を向きたくても向き方が分からない思いや、遺族として残された母としての後悔がわだかまりを抱える泰子、想いを伝えることに困惑しながらも行動した強い霊感を持った岡部さんなど、ひとりの女子高生の死から沸き起こるさまざまな価値観や想いを抱きながらも立ち向かっていく、登場人物のもたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。
それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!