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人材事業まるっと立ち上げサービス

株式会社アクリオ 代表の植田と申します。
この度、弊社は「人材事業まるっと立ち上げサービス」を開始いたします。
限定5社までの提供としますが、その概要についてまとめさせて頂きました。

サービス概要

人材事業(人材紹介/SESなど)の”型”を提供し、最短3ヶ月で立ち上げるサービスです。

「既に人材事業はあるので、素早くテコ入れしたい」という企業様にもメリットがあるため、最後まで一読して頂ければ幸いです。

また、自社・求職者・紹介先企業の3者のためにも、事業の利益を最大化させるという観点で、パッケージを組んでいるため、そちらに興味のある企業様にオススメです。

人材事業には、勝率を上げる攻略法がある

人材事業には、
「この職種×人材紹介であれば、この方法で、高い生産性を出すことが出来る」
という攻略法が存在しています。

私の出身企業でもあるエス・エム・エスは、多くの起業家(エス・エム・エスマフィア)を排出しています。

エス・エム・エスマフィア(出身者)の起業家カオスマップを大公開!

そして、彼らは人材紹介などを運営していますが、それは共通した攻略法を持っているためです。
私自身、その攻略法を持ち、これまで人材紹介やSES事業を立ち上げ、1年で年商数億円まで成長させてきました。(初年度から黒字化&自己資金のみです)
また、年商数十億円の人材系企業に対してコンサルを行ってきました。
その中で得た、弊社独自のナレッジを詰め込んで、型化して提供します。

人材事業は、オペレーションエクセレンス × 組織運営によって勝者が決まる

人材事業は、いわゆるリボン型ビジネスで、求職者集客、マッチング、紹介先企業の開拓という3つから成り立ちます。
そして、ビジネスモデルの特性上、競争優位性は作りづらく、社内のオペレーションエクセレンス(実行力,改善力)によって、競争に勝っていく必要があります。

リボン型ビジネスモデル

そのため、弊社のパッケージでは、
・求職者集客:CVRの高いLP
・マッチング:成約率を高めるための求職者ヒアリング
・紹介先企業の開拓:契約率の高い営業スクリプト
など、オペレーションエクセレンスを徹底した上で見つけたナレッジを可能な限り型化しています。

また、人材事業では、上記のオペレーションエクセレンスを組織運営(人事制度など)によって下支えすることで、スケールに耐えうる事業として進化します。

いかに優れたオペレーション設計があったとしても、採用する人や、評価制度が整っていなければ、上手くワークしません。
どの部署の人、どのようなKGIを追ってもらうのか?マネージャーはどのような評価を行うと良いのか?などを成功・失敗事例とともに、ご共有が可能です。

本サービスを作ったきっかけ

弊社はフリーランス紹介事業を提供しておりますが、以下のような人材事業の立ち上げ・テコ入れを、戦略/施策/実行それぞれのレイヤーにて、相談頂くケースが非常に多かったです。

「EC系の人材紹介やってみたいけど、市場はあるか?どうやって検証したら良いか?」
「そもそも人材紹介の集客、マッチング、企業開拓のセオリーが分からないから教えて欲しい」
「SESで請求や契約周りを、現場のオペレーションと気持ちよく連携させたいけど、やり方が分からない」

正直、それらをコンサルだけで提供し続けるには限界がありました。
また多くの企業様に同じようなアドバイスをしており、非常に無駄があると感じました。
そのため、次項以降で説明する型に落とし込み、より多くの企業様に提供しようと考えた次第です。

アクリオから提供する”型”について

①求職者集客

求職者の集客では、基本的にWEBマーケティングを中心に行います。
また、それに伴う開発やノウハウを型化し、提供させて頂きます。

・LP(ランディングページ)

ここでは詳細を割愛しますが、人材事業における競争力の源泉になることが多いです。
そのため、弊社で既に持っているCVRの高いLPを複製 or カスタマイズし、提供させて頂きます。

また、CVした求職者の対応優先度を決めるための取得項目なども設計されているため、初回から事業の利益を最大化させるためのデータが蓄積可能です。

例えば、正社員の人材紹介では、どの職種においても転職の緊急度が重要です。
ただ、LPの1ページ目でヒアリングすると、職種や集客しているキーワードによっては、「転職の緊急度は決まっていないので、回答が面倒」という無意識のユーザー心理から、離脱=CVRの毀損に繋がる傾向にあります。
そのため、緊急度の聞き方には工夫が必要だったりします。
このような、何度も何度も検証を繰り返して見つけたナレッジが詰まったLPとなっております。

・広告運用
人材事業では、各求職者やビジネスモデル(人材紹介,SESなど)で、相性の良い広告媒体が、おおよそ決まっています。

例えばフリーランス×SESではSNS広告の相性は良いですが、人材紹介ではリスティングの方が相性は良い傾向にあります。
フリーランスは転職ではなく案件獲得を目的に登録するため、SNS広告経由の「何となく登録した」というユーザーでも、成約に繋がりやすいです。
正社員は転職という更に重い意思決定をするため、リスティング経由で、自分で検索して、登録するような「本気で良い会社を探している」というユーザーを中心に集める必要があります。

また、各広告媒体において、利益に繋がりやすい訴求、集客キーワード、クリエイティブもおおよそ決まっています。
広告アカウントの設計も最適な型があるので、まとめて提供させて頂きます。

・SEO
弊社に記事制作組織があり、wpなどで1から立ち上げ、キーワード選定、記事制作、納品まで対応可能です。
人材系記事メディアで狙うべきキーワードは競合と共通しているので、そこを狙います。
その上で、例えばマッチング担当者が求職者ヒアリングを行い、その内容を記事に体験談/口コミとして反映することで独自コンテンツを生成するなど、他部署と連携した運営も可能です。

・営業管理ツールへの連携
集客した求職者データをSalesforceやkinotneなどの営業管理ツールに連携する部分にて、独自LPの場合は繋ぎこみの開発が必要です。
ただ、弊社では既に開発しているので、そのソースを複製&カスタマイズして提供可能です。
※Salesforceの場合は、弊社に開発ソースが無いので、別途開発が必要です。ランニングコストや将来の開発費用を考慮し、弊社ではkinotneを推奨しています。

②マッチング

・求職者面談のスクリプト

求職者面談スクリプト

求職者に、どのタイミングで、どんな会話の順番で、何をヒアリングすべきか?というのを型化しています。
例えば、初めてお電話が繋がった際に、自社の社名紹介から始めるべきなのか?求職者に「転職先を探しているということでお間違いは無いか?」と先に確認すべきなのか、この一文で初回に通電してから、具体的な条件などの会話に進むまでの展開率(歩留まり率)が変わります。

ここの型化が甘いと、ハイパフォーマーでも月によって生産性にブレが生じたり、後から聞いていない情報が出てきて、急な内定辞退に繋がるケースがあります。
これは自社だけではなく、求職者のUXを考えてもデメリットが大きいため、しっかりと型化し、組織に落とし込む必要があります。

・求職者対応の思想

人材事業をスケールさせていくと、現場メンバーごとで、
「私は求職者に喜んで欲しい」
「私は売上最大化をしたい」
など、仕事を通じて貢献したい事が異なってきます。
そのため、スクリプトのような会話内容だけではなく、思想の”共有”も必要です。
あくまでも考えは個々に任せるべきなのか、「会社としては、こういうスタンスでこの事業を運営しています」とメンバーに共有しておくと、誰が対応しても一定品質のサービスとして事業をスケールさせることが可能です。
※0→1フェーズではむしろ型化しない方が良い場合もあります。

求職者対応をする上での心がけ

・対応優先度
LPにて、希望年収、転職時期を取得している場合、例えば「希望年収500万円×1ヶ月以内の転職希望は、転職に至る確率が高い」などが数字で見えてきます。
この今すぐ対応すべき求職者を、kinotne上にて、どのように可視化するのか?現場のマッチング担当者に、どのように対応してもらうのか?などの型となります。

・可視化
kinotneなどから吐き出した対応履歴データを元に、スプシにてグラフ化する関数をそのまま提供します。
例)CV~転職するまでの各プロセスにおける展開率(歩留まり率)

例)パイプライン
どの求職者が、CV~転職までのどのフェーズにいるのか管理し、社内のマネージャーと現場がコミュニケーションを取るためのダッシュボードです。
「今月は面接予定が10件あり、過去の展開率から恐らく3人が転職するため、今月の着地は3件の見込みです」というのが月初、月中のタイミングで予想することが可能です。
月末に「あー、今月ダメだったね」という結果論のコミュニケーションにならず、月中で「見込みでは目標に達していないから、どのようなアクションを取るべきか?」という社内の人の成長にも貢献できます。

パイプライン

例)展開率

以下は実際に弊社のSES事業にて使っている、Google経由の集客を観測するためのダッシュボードです。
CV件数、そのうち何人に案件を提案したか、何件の面談実施を組めたのか、などを分析します。
また、途中で対応を辞めた(失注した)件数も、その理由ごとで件数を蓄積しています。
これを行うことで、「今月はGoogle経由での成約件数が少なかった。それは通電せずに対応を終了した件数が前月の2倍になっていることが理由。そのために初回の架電やメールの連絡を改善すべきと判断した」というように、一本の筋を通すように改善点が見つかります。

展開率ダッシュボード

補足として、これら以外にも色々とダッシュボードは作っておりますし、日々改善を進めています。
事業の0→1が終わると、基本的には毎日ダッシュボードを見て、数字を見て、その数字から戦略を描くためです。

また、kintoneでは1クリックでcsvをエクスポート可能で、それをスプシでアップロードする、たった1,2分の作業だけでダッシュボードは更新が可能です。(弊社で2時間ほど開発すれば、自動更新も可能です)
が、当然kintoneの設計が汚いと、吐き出すデータも汚く、日々更新できない・データが壊れているダッシュボードが完成し、誤った戦略を描くことに繋がるので注意してください。

ファイルにデータを書き出す

③紹介先企業の開拓

・toBマーケティング
最適な紹介先企業のリスト設計方法、接触方法(ex.メール、お問い合わせフォーム)、接触内容(ex.メール内容)を型化しています。
高い反応率を出すための型となっているので、最初から無駄なtoBマーケティング費用を抑制することが可能です。

弊社では、以下の通りkintoneでリスト元、流入経路、流入に至った時のコンテンツ(ex.お問い合わせフォームでどんな内容を送ったのか?)までをデータとして蓄積しているため、リスト×接触方法×接触内容の改善が常に回っています。
また、このデータが無いと、リストが悪いのか、営業マンの対応が悪いのか仮説を立てられず、何となく営業マンを攻めるような事象にも繋がります。
組織を健全に保つためにも非常に重要なデータです。

toBマーケで蓄積すべきデータ

ちなみに弊社のSES事業では、営業未経験のメンバーが1人で、月120社の開拓を行いました。(しかも入社2ヶ月目で、業界理解などのタスクを並行して行っていました)
生産性を追求すれば、1人で2,3人分の成果をあげることも可能です。

また、特に紹介先企業の開拓では、スクリプトよりもリストの設計が大変重要です。
そちらの設計方法については、詳細は記載できないので、ぜひお問い合わせフォームから、ご連絡を頂ければ幸いです。無料でお伝えいたします。

・企業開拓のスクリプト
電話営業や商談時のスクリプトを型化し、提供が可能です。
型化のイメージは求職者面談スクリプトと同じようなものです。
人材紹介やSESが浸透している or していないによって、スクリプトの型が異なるため、参入する市場ごとでスクリプトの型を選択して頂きます。

他の人材コンサル会社との違いは?

違いは4つあります。

①必要な箇所でコンサルに入る

「これで進めれば、確実に平均点以上のオペレーションが設計できる」という型を提供するので、そもそも全セクションで、細かいコンサルは必須ではないと考えています。
弊社よりパッケージの型を説明し、納得して頂き、そのまま導入するのであれば、コンサルの負担は少ないため、それだけ弊社は料金を抑えることが可能です。

②フリーランス組織で運営されている

弊社は社員0人で、累計1,000名のフリーランスで組織を作り、コンサルティングを行っています。
そのため、一般的なコンサル会社へ依頼するよりも、低価格・高品質な傾向があります。
また、人材事業の領域別だと、以下のようなメリットがあります。

・web広告
メディア(Googleなど)と仲の良いフリーランスから最新の情報が入ってくるため、常にマーケティングの”型”をアップデートすることが可能です。

・SEO
人材系メディアを経験している、コンサルタント/ディレクター/ライターを抱えているため、丸投げで記事の作成が可能です。

・開発
人材事業を含め、様々なビジネスでの開発を経験してきた、優秀なエンジニアがいるので、未来の変更に耐えうる設計が可能です。

・市場調査、見込みPL算出
コンサルファーム出身のフリーランスもいるため、市場調査や見込みPL算出など、特に大手企業様が必要とするようなアウトプットも提供可能です。

③経験者しか分からない、細部のナレッジが揃っている

例1:営業管理ツールの設計
kintoneの設計では、フィールドのタイプを選択できます。
これをプルダウンにすべきか?文字列にすべきか?と迷いが生じますが、結論としては、今後も変更が発生するなら文字列がオススメです。
仮にプルダウンにした場合、LPで選択肢を増やすと、プルダウンも増やす必要がありますし、LPからkitnoneへ繋ぐ箇所にて追加の開発も必要です。
文字列であれば、どんな選択肢をLPで増やそうが、kinotne側で無駄な修正は発生しません。

例2:職種×ビジネスモデルにおける重要な変数
例えば、エンジニアや看護師の人材紹介では、面接実施数が伸びれば、売上が伸びやすい傾向にあります。
これは需要と供給のギャップが激しい事が影響していますが、看護師では人員配置基準というものがあり、病院の規模に応じて必要な看護師の数が決まっているので、強い需要が生まれています。
そうすると、単に「面接実施数を伸ばして、売上を伸ばしましょう」だけではなく、「人員配置基準は今後変化するのか?それはどのようなロジックで変化するのか?」などを事業責任者・経営陣は理解しておく必要があります。
ここの理解を飛ばすと、法律が変わり、急に売上減少ということも有り得るためです。

④ランニングコスト削減のナレッジが揃っている

例1:LP
弊社のLPを使って頂いても大丈夫ですが、LPの検証を繰り返す必要がある場合には、instapageの利用を推奨しております。
他のLP作成SaaSでも大丈夫ですが、instapageであれば高いCVRを出せるUI/UXが実現でき、リスティングなどのツール連携がスムーズです。
こちらであれば、199ドルで利用できるため、まずはinstapageでCVRの高いLPを見つけ、その上で自社でLPを作るなどが可能です。

例2:メール配信機能
企業へ求職者をメールで紹介する場合、SalesforceのCRM機能では月10~20万円ほどかかります。
ただ、弊社がkintone×javascriptで独自に開発した機能を使えば、ランニングコストは0円です。
※その分、若干の使いづらさが出ます。事業立ち上げフェーズでは使いやすさよりも、コストカットを重要視される人にはマッチします。

アクリオから提供できないこと

ここまで提供すると、全て弊社に頼ればOKかと思われがちですが、
・会社のMission、Vision、Value
・事業における投資金額の意思決定
・社風に合う人を採用するのか、結果を出す人を採用するのか
・弊社からは見えない、日々の社員が行うオペレーションの徹底具合
など、御社に責任を持っていただく部分も当然あります。

また、事業は生き物であり、中にいる人達によって生成されています。
なので結局は運営する人たちが本気でなければ、いかに勝率の高いオペレーション設計があっても、事業は伸びません。

なので本サービスは、

・人材事業を立ち上げる上でスタートダッシュを切りたい。
・既にある人材事業を早急にテコ入れしたい。
・先に聞けば踏まなかっただろう、無駄な失敗/出費を抑えたい。

という企業様にご利用いただければと思います。

料金について(※個別お見積り)

料金は全て個別見積もりとさせて頂いております。

ご興味がございましたら、以下お問い合わせよりご連絡頂ければ幸いです。

▶ お問い合わせ(無料相談も可能)はこちら

文章では説明しづらいため、画面共有をしながら、どのようなものなのかご説明いたします。
もちろん、そちらを聞いた上で、自社で実装する場合には、そちらで進めて頂いて構いません。

補足①:部分的な利用も可能

事業戦略の相談だけ、マーケティングだけ、営業生産性改善だけ、などでもご利用可能です。
例えば、「既存事業のSES事業をテコ入れしたく、Salesforceの設計についてアドバイスが欲しい」などでも、お問い合わせより無料相談を可能としております。
ぜひご相談ください。

補足②:人材事業のメリット

人材事業は定量的にデータを蓄積することで、未来の売上,キャッシュフローを読みやすいビジネスです。
また、過去のアクションが資産として積み上がり、年数を重ねるごとに経営効率がUP(利益率UP、社員の採用難易度Downなど)していきます。
そのため、これまでも多くの企業に好かれてきたのだと強く実感します。

一方、誤ったアクションを取り続けたり、データの蓄積が甘いと、「なぜ売上が上がったのか?」などの仮説が曖昧で、売上が段階的に落ちていくケースもあります。

この詳細についてはテキストに起こすことが難しいため、ぜひお問い合わせフォームから、ご連絡を頂ければ幸いです。

補足③:【最後に】なぜこのようなサービスを提供するのか?

「そこまで上手くいくなら自社でやれば良いのでは?」とコメントをいただくことも多いです。

しかし、弊社のMissionとして、とにかく多くの新規事業を立ち上げ続けることを決めており、それを実現するには自社で事業を作ってナレッジを貯めて、他社にノウハウとして提供することが最適だと考えております。

また、ジョイントベンチャーの設立、レベシェアでの事業立ち上げ/集客支援なども今後取り組みを強化していく背景から、このような経営方針を取っております。

限定5社としておりますので、もし少しでもご興味があれば、以下よりお申し込みください。

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