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09.整理整頓をプレゼントする


贈り物。

あなたは贈る側の方が多いだろうか。受け取る側の方が多いだろうか。

わたしは贈ることが多いような気がする。自分が大切に思っている人に祝いたいことがあるとき、私はよくモノを送る。


人はしてもらったことよりも自分がしてあげたことを覚えているらしい。だから贈り物というのは受け取る側よりも贈る側の方がうれしかったりするらしい。たしかに、大切な人のことを考えて、似合うかなとか喜んでくれたらいいなとか思っていろいろお店を回る時間は楽しい。


さて、私はもともと片づけるのがスーパー不得意だが、実は整理整頓は好きだ。3年に1度くらいに思い立ってやってみると、心がすっきりする。

小学生のころから苦手だったが、その3年に1度の周期がいま来ているようなので、いまは積極的に整理整頓の方法をyoutubeやら本やらで調べまくっている。

NETFLIXに「THE HOME EDIT~暮らしを変える整理術~」という番組がある。片付けの専門家たちが、クローゼットやガレージなど散らかっている場所を整理整頓してくれる内容で、簡単に言うと、こんまりのカリフォルニアガールズバージョンだ。

あるエピソードで、病院の仕事が忙しすぎて、自分の家のことができていない同僚にこの企画をサプライズプレゼントする話があった。

その人が仕事から帰り、全てが片づけられているのを見ると、とても感激して言葉では表せない様子だった。


モノが大量にあふれる今の時代、モノ消費からコト消費と言われている気がするけど、この整理整頓をプレゼントするという考え方はとても素敵だし、新しいなと感じた。

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メモ。

もう自分は全てもっている。だけどモノもあふれて、エンターテイメントもあふれているからそれを集めるのに必死になって自分のことを整理できていない。多くの人がこういう状態になっているから”片付け”が求められてこんまりメソッドもアメリカ筆頭に世界中で話題になり、ネットフリックスがまた片付け系の番組をオリジナルでやっている。

整理整頓をプレゼントすることは、コト消費の”経験をプレゼント”することとちょっと似ているけど、似ていない。映画やディズニーチケットなどの経験をプレゼントするのよりも自分がすでにいいモノをもっていることを見直すきっかけになるからまた違ったダイレクトに心につながっていくような、そういう価値がありそうだなあと思った。

あとは、片付けを手伝ってもらおうって一番身近なことだからこそ、ついあとまわしにしてしまう。家族が来るから~とかホームパーティのために~とか、外の力を借りないとなかなか決断できないものだから、これをサプライズとして企画した医師の同僚たちは本当に素敵な人たちだなと思う。

でもまあ、サプライズでお片付けに来ましたー!って言われても、企画してくれた人との関係性が本当にちゃんとしていないと「え、片付けできない人って思われてる。。」ってネガティブな方向に働く可能性も十分にあるんだけど、笑


ちなみに私は1話見て、今日掃除と整理整頓を実際にめっちゃやったので、片付け苦手な人一緒にがんばりましょう!笑

今日のおすすめ本もビジネスマンだったらよりおすすめ。そうでなくても片付けのモチベーションは間違いなくUPします!笑


【今日のおすすめBOOK】

世界で活躍するデザイナーの佐藤可士和さんの片づけ本。

空間→情報→思考の整理とレベルが上がっていくという、ふつうのお片付け本とはまただいぶ違った角度からの本でおもしろい。







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