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5月の振り返り:自分との約束を守る

バスを降りると雨上がりの湿った生草の匂いがした。大きく息を2,3回吸い込む。最近はジムで呼吸の練習もするようになったから、深呼吸をしても前よりも肺やお腹に空気が取り入れやすくなった気がする。

今日はスマホの充電が帰り道の途中で切れて1時間30分何もすることがなく帰った。本を読もうかと思ったけど、今日読み切りたかった本は会社のお昼休みに読んでしまった。

本当は、英語の単語帳を開いて読みたかったけど、開く気が起きなくて、寝るでもなくただただぼーっと帰り道を帰っていった。

無な状態で帰ると「そういえばもう5/31だな。5月が終わる。note書いてないな」と思った。

そうだ、人生をただ時間を過ごさずに生きようと決めたんだった。人生を生きるために、自分が生きた証を記すために日々の流れてしまいそうななんでもない日常を書くために私はnoteを書いているんだった。忙しい毎日を過ごしていると時の流れに押し流されていってしまう。あぶない。あぶない。

ということで今月も5月の振り返りを書こう。自分が5月もちゃんと生きていたことを書き残すために。

今月読んだ本

今月は5冊読めた。

それぞれの感想は長くなるから割愛。
コンビニ人間もカバーニャ要塞の野良犬も危うく一生懸命生きるところだったも「世間の普通を強制されている世の中」について描いてたから、そういうところに辟易している自分がいたのかもな(結構ずっと前から辟易してるけど)

不思議なことに、本は読めば読むほど読み足りないと感じる
4月は8冊読了したけど、読了数0冊の2,3月よりももっと読みたい、読書量が全然足りない、もっと読みたい、という気持ちが出てきた。5月も目標である3冊はちゃんと超えたけど、やっぱり読めば読むほど渇きが出てくる。

学生時代に感じていた知識や体験への貪欲さ、飢え、渇きのようなドロドロした根源的な感情を社会人になって感じなくなって忘れていたが、本を読んでいく中でその感情と唐突に出会うこともあり、それに驚いた。
6月も幅広いジャンルを読んでいきたい。伝記とか。

私の周りの働いている人たちの変化

5月、というよりも今週、私のチーム内で働いている人の変化に気づいた。それはみんなが人の変化に気づき、人のことを褒めるようになっていることだ。

私は留学から帰国してから、ある圧倒的な欠乏感を感じていた。それは褒められなさすぎるということだ。オーストラリアにいた時に毎日褒められて、寝起きのぐちゃぐちゃの顔でもYou're wonderfull!と朝から言われる日常に最初は驚きはしたものの、7ヶ月もその環境にいると帰国後の日本で一切褒められなくなることに対して「褒めてくれ、もっと褒めてくれよ!!!!」という気持ちをずっと持っていた。
ただし、日本に25年以上住んでいるので、英語圏と比べると褒める文化がないというのも理解している。褒める文化がないから褒め方がわからないのだ。

2年前、初めてのメンティーができた。私はメンターとして半年〜1年くらい、拙いながらも業務のサポートや仕事のマインド(社会人を1年早く始めただけなのに偉そうにも)を伝えていた。彼が業務もある程度こなせるようになったあたりで、(彼は打たれ強く成長スピードが半端なかった)「1日1回周りの人を褒めてみよう」という半ば冗談半分の宿題を出してみた。数ヶ月後、「どう?ちゃんとやれてる?」と聞くと「いや、、全然やれてないです。褒めるのって恥ずかしいすもん」と言っていた。そうだよな〜と思いつつ「褒めるっていうのは人の良いところを見つけて伝えるってことだから、観察力が上がるし、そんな人を見て自分の仕事にも絶対活かせるよ!」どうしても褒め合う文化を作りたい私は、ちょっとだけそれらしい言い方をしてみた。数ヶ月後、彼は周りの人への感謝と頼み方が抜群にうまくなっていた。(やはり成長スピードが早い)そして、今日、私は彼がオフィスで自然に人を褒めている姿を目撃した!!しかも人の身なりを見て褒めていたのだ!!!

仕事を褒める(感謝をする)というのは、わりとすぐできたりする。なぜなら私たちは会社に仕事をしにきているから仕事が共通の話題だからだ。だけど、人の身なりを見て褒めるというのは難しい。
「もし『髪型変えました?素敵ですね!』と言って別に先週と変わってなかったら」
「『その時計とても似合ってますね!』と言った時計が実はそんなにその人のお気に入りではなかったら」
考えれば考えるほど褒めるという行為には勇気がいる。だから褒める文化のない私たちが人を褒めるということに抵抗感を覚えるのは当然なのだ。(もちろん育った環境で褒められまくった人は抵抗感はなかったりするだろうが)

だから今日の彼を見て感動した。しかし思い返せば、最近うちのチームメンバーはいろんな人の変化に気づいて声かけるような環境になっていた。チームメンバーが揃う前のオンライン会議の雑談では、「あれ、髪きった?」「眼鏡変えた?」などの会話をしたりして、人の変化に気づくということがだんだん普通の環境になってきている…!
よしよし、この環境があたり前になれば、私が毎日褒められる日もそう遠くない未来だぞ、という思いを秘めて、私が褒められるために、また6月も私はたくさんの人を褒めていこうと思う。

あとは、いつもLowなテンションであまり表情が変わらない良い声をした別の後輩が珍しくアロハシャツ(色は落ち着いている)を着ていて、「お、今日はハワイだね」と言ったら「ハワイでぇす↑」と低い声でテンション高めに答えてくれたのもちょっと感動した。同僚にその話を言ったら、私がいつもテンション高めなので、それにつられてるのではと言われて、またちょっと感動した。相変わらずあんまり表情筋は動かしてなかったけど。


自分との約束を守ること

3月中旬から始めたパーソナルジム。旅行で物理的に無理な日やどうしても無理。。という体調不良の日以外は基本的に毎日行くことを目標にしている。
5月は合計26回だった。

ジムを初めて1週間、毎日通い続けて「実は私3日坊主なんです」と告白すると「ええ!?絶対ウソだぁ」と驚かれた。
確かにこの結果を見ると、3日坊主とは信じ難い。しかし実際私はいろんなことを始めるが続けられないという悩みを抱えている。でもなんでジムはこんなに続けられるんだろう。
・サブスクでお金を払ってるから行ったほうがお得
・トレーナーがいて励ましてくれるから
・ダイエットしたいから
etc…

いろんな細かい理由はあるが、考えてみると大きく2つのシンプルな理由で続けられてると思った。

①自分で決めたから

前述した通り、私は基本的な性格として、飽き性ですぐいろんなことに興味を持ってしまうので続けるのも苦手だ。でも本当に全てのことを続けられないのか?と言われるとそうでもないなと思った。柔道は中高6年間続けた。運動が苦手なのに気が狂ったのか、中学の柔道部への入部届けを出したとき、どんなに辛くても絶対にやめない、と決めて始めた。そしてやめなかった。高校入学のタイミングでやめようとも思ったが、なんやかんやで勧誘されて、また入部届を出した時も、入るからにはちゃんとやりきろう、これが最後。と思って始めた。そしてちゃんと高3の夏の引退までしっかりやった。そういえば、ちゃんと自分の中で決めたことはできるタイプだった。ジムへの入会届を出した時も「やはりたくさん来ていただいた方は結果を出していますね」ということを聞いて「そうか、では何があっても毎日来よう」と決めて入会した。
よくほぼ毎日行っているというと、どこからモチベーション出てくるの?とか、よく体力持つねとか、同じ24時間あるとは思えないとか言われるけど、モチベーションなんてないし、睡眠時間4時間の日も行ってフラフラになって帰ってきたりしている。ジムが毎日いくことが目的になって健康を失っているという本末転倒じゃんという声も聞こえているが、そんな声は振り払いとりあえず行く。睡眠時間とかそのほかは後から調整すればいい。まずは毎日行く。なぜならそう決めたから。

②楽しいから

自分で決めたから体が悲鳴をあげてもやる、脳筋かよみたいなことを書いたけど、純粋な楽しさもある。
元々柔道で筋トレはずっとやってたし、わりと好きだった。
大学になってスポーツもほとんどしなくなり、社会人でパソコン作業で長時間座る生活が続いてもっともっと体が緊張して強張っていった。
その中でジムに行って筋肉を動かすことを始めると自分の全身を感じられる。ベンチプレスでは腕の筋肉と肩甲骨を、スクワットでは、足とお尻の筋肉を動かすことを意識して、お腹にはずっと力を入れている。見慣れた筋トレでも、実際にいろんなところを意識すると難しい。難しいけど、普段意識しない筋肉を、自分の体を感じれて楽しい。
筋トレは瞑想に近いなと思う。

ジムを始めるなら相当な理由がない限りは毎日行くという誰とでもない自分との約束をしている。
柔道をやっていた時「1日休むと自分にわかる、2日休むと仲間にわかる、3日休むと相手にわかる」みたいな言葉を言われたことがあった。
別にトレーナーやダイエット仲間と「毎日ジムにいく」と約束しているわけでもない。1日行かなくなたって誰にもなにも言われない。
でも1日行かないという事実は自分は知っている。
自分との約束を破ると自分への信頼がどんどん減っていく。
だから自分が決めたことはなるべく守ってあげたい。

自分との約束を守ることで、自信になる。根拠のない自信、という言葉があるが、これは今まで自分が挑戦してきた経験による未来への予想期待値ではないかなと私は思う。今まで挑戦してきた数が多ければ多いほど、壁が高ければ高いほど、これから自分がしていく挑戦の自信の源になる。

と、こんな強者マインドみたいなことを言っているが、、英語の勉強に対して私はまだまだ苦手感を持っている。毎日勉強したいがなんとなく手が離れてしまう。筋トレの成功体験をもとに来月は英語にも無理なく取り組みたい。


余談

・今月始めたこと、挑戦したこと


-アイブロウの間引き
アイブロウサロンにはたまに行ってたが、間引きをやってみた(先月だったかも)。間引きをするとインスタで見ている化粧してないけどすっぴんで美人すぎる人と同じ眉毛になってるんるんした。でも6000円した。"ナチュラルな美人"を演出するのにこれだけのお金がかかっていることを男の人はきっと知らないんだろうな。間引きはめっちゃ満足だけど、毎月6000円飛ぶのはしんどいから、今後は自分でできるようになりたい。
-人生初キャンプ
キャンプ慣れした人と行くのが最高。
-ジム記録インスタ投稿
最初鬱陶しがられるかなとか思ったけど、意外とみんなからのハートが多くてびっくりしてる。しかも割といろんな人から毎回の投稿にハートを押してもらえる。応援してもらえるのって嬉しいな。トレーナーに意外と反響あってびっくりしてます、って言ったら毎日行くのってすごいですよ、元気を与えてると思いますと言われて素直に嬉しかった。(でもきっと毎日うるせえって思う人はいると思うからそしたら静かにリムってね)
-好きなセリフ発表会
友達2人と好きなセリフ発表会をした。自分の知らない世界が広がったりして楽しい。
-studio.fmにラジオ投稿
映画の話をした。楽しかった。続けたい。
-動画制作
キャンプの動画を簡単に編集してみた。音声はあんまり使えなかったし、操作方法わからなくて変なところに音声が入ったままの動画だったけど、みんなすごいって言ってくれた。ためているvlogと1年半くらい前に撮ったyoutubeの動画編集の意欲が湧いた。

・今月気づいたこと


-ジムは5月31日現在、60/72日通えている
-本は読めば読むほど読みたくなる
-やっぱり本は孤独を癒してくれる
-女性の体は3/4週間痩せづらい期間
-なにかを続けるには結果ではなくて、Learning jorneyを楽しむことがとても大事
-まずはとてつもなく低いハードルで人に見せることが大事
-それでプラスな評価をもらうと活力がわく

・今月言われて嬉しかったこと

-1週間単位で雰囲気変わってるんじゃないですか?と同僚から言われたこと。twiceモモやキコちゃんのようなかわいい〜かっこいい〜美しいまで状況に合わせて振り幅が大きい女性に惹かれるので、2年前から私もメイク、服装、髪型なるべく挑戦したことないものに挑戦していっていた。だから同僚から1週間おきくらいで雰囲気が変わっていると言われたのはとても嬉しかった。

おまけ
最近NMIXのリリーがファンに対して言ってたことがとても素敵で感銘を受けたのでシェア。

@kpop_love.maya

学校の友達にいじめを受けているというファンに掛けた、リリーの言葉が素敵すぎる。  #NMIXX #リリー #おすすめ #おすすめにのりたい #foryou

♬ COOL (Your rainbow) (Inst.) - NMIXX


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