ぴーすけのパパ@組織内中小企業診断士

還暦過ぎて、中小企業診断士試験に挑戦。2020年1次試験合格。21年2次試験合格。23…

ぴーすけのパパ@組織内中小企業診断士

還暦過ぎて、中小企業診断士試験に挑戦。2020年1次試験合格。21年2次試験合格。23年5月に登録しました。現在、公的支援機関で働いています。経営に関する本100冊読破を決意し、挑戦中。読書の記録を綴っていきます。題して「診書録」。中小企業診断士の読書の記録です。

最近の記事

【中小企業診断士の読書録】 開業者はどのようにして能力を獲得したのか  村上義昭著「開業者の能力獲得経路」

中小企業診断士が古今東西の経営に関する本100冊読破に挑戦する記録 -題して「診書録」48冊め- ■なぜ読もうと思ったのか 現在公的支援機関に勤務していて、そこでは創業を希望される方の相談や支援に関わることが多くあります。 創業というと、まず必要になってくるのが「お金」。創業に必要な資金を調達する先として真っ先に挙げられるのが、日本政策金融公庫の国民生活事業(以下、「公庫」といいます)です。創業支援においては、公庫との関わりがでてきます。 著者の村上義昭教授は、現在は大阪

    • 【中小企業診断士の読書録】日本の製造現場発の世界標準 小川進著「QRコードの奇跡」

      中小企業診断士が古今東西の経営に関する本100冊読破に挑戦する記録 -題して「診書録」 47冊め- ■ なぜ読もうと思ったのか 以前に読んだ岩尾俊兵先生の著書「日本企業はなぜ強みを捨てるのか」の中で、紹介されていました。それによると、QRコードは日本企業の製造現場で生まれて、日本人の力によって世界標準になった数少ない事例だそうです。 著者は神戸大学経営学部教授の小川進先生。技術的な視点よりも経営学の視点からのアプローチです。 普段何気なく使っているQRコードがどの

      • 【中小企業診断士の読書録】 商店街の過去・現在、そして未来を知る 広井良典編著 「商店街の復権」

        中小企業診断士が古今東西の経営に関する本100冊読破に挑戦する記録 - 題して「診書録」 46冊め - ■ なぜ読もうと思ったのか 本屋をぶらぶらしていたときに見つけた本です。新刊書のコーナーに平積みされていました。「商店街の復権」とタイトルを見たとき、随分手垢のついたテーマだなあ、商店街の現状をみるとき復権なんてできるのだろうかと思いました。ただ、帯の写真-外国の商店街のようですーが気になり、もしかしたらこれまでとは違う視点があるかもしれないと思い、購入して読むことにし

        • 自己紹介

          ■はじめまして noteを始めました noteを始めることにしました。2022年2月に、「ぴーすけのパパ」というアカウントでインスタグラムを始めました。そこでは、主に読んだ本の感想を綴っています。他人に読んでもらうというより、読んだ本のアウトプットと、その備忘録というのが目的でした。 読んで感動して、思い余ってたくさんのことを書いてしまうようになり、投稿の文章量が2000字近くになりました。インスタグラムというのは写真や動画がメインで、文章は「キャプション」と呼ばれる

        【中小企業診断士の読書録】 開業者はどのようにして能力を獲得したのか  村上義昭著「開業者の能力獲得経路」