本日も神からのメッセージとなります。

これからの人類が生きやすくなる為には、「素直さ」が最も重要となってくるのだと、ここ毎日言われるのです。私自身もまだまだ成長の過程にいますので、素直になれない時もあります。ですが、確かに、この素直さというのが、とても大事なのだということを実感しています。

この時、素直か素直じゃないかの見極めが難しいところなのではないかと思うのです。

このメッセージについて、詳しくお伝えしていきたいと思います。これを理解し一緒に素直な人生、生き方を網羅していきましょう。

まずこの「素直に生きれていない事実」について、あらゆる事柄から見ることが出来るため、今回は２日に分けてお話をしたいと思います。

まず１つ目ですが、スピリチュアルの世界でよく「素直に生きることだ、感情は抑え込まない方がいい」と聞くことありませんでしょうか？

例えば、ネガティブな感情や悲しいことがあったりしても、それを我慢しない方がいいといったことです。

それは、その通りなのですが、この時、では感情が湧いてくるままに、そのまま、例えばイラッとした時に人に当たり散らしていいの？と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

例えば、会社で腹立たしいことがあった時、その怒りの気持ちを、そのまま表に出し、それをずっと引きずるのはいいのかというと、決してそういうことではありません。これは、自分の気持ちに素直になっているのではなく、感情に振り回されている気分となります。

その逆も然りです。

怒りを鎮めて怒らない自分にならなければいけないとなってしまうと、これも我慢になりますので素直ではなく、このどちらの場合であっても、怒りの感情を持ち続けていることになりますので、自分自身を傷付けていることになり、体にも心にも悪いのです。

イライラする時に平穏にと言ってもなかなか難しくて当然であり、その気持ちを抑えても、抑圧されたイライラが渦巻きどうしようもなくなります。

では、どう捉えるといいのか？答えからお伝えしますね。

日々いろんな出来事の中で、辛いなと感じることがあったとき、そんな時は辛いのを我慢して、そこに蓋をし大丈夫な振りをし、変に前向きな発言をするよりも、辛いという自分の思いを感じて、泣いたりする方が回復が早いのです。

時には現実逃避をしてみたり、その後に、どうして自分は、その時つらかったのか嫌だったのかを内観することで、解決につながるのです。解決というより、自分を知るという感覚の方が近いですね。

ただ、あまりにも辛すぎて、辛いという自分の思いを感じて、泣いたりすると、どんどん負のループにハマってしまうといった方もいらっしゃると思います、こういった方の場合は、向き合わなくてはいけないといった執着を手放すことや、心地いい瞬間を増やしていくなどといったことにより、まずは体力を戻していく心の回復に勤めてあげることが必要となります。

運動をしてこなかった方が、いきなりフルマラソンは走れませんよね。

辛い時や悲しい時、怒りの感情が湧いてきた時などいかなるときでも、それを我慢し「素直にならない」ことは、ただ蓋をしているだけとなりますので、いつまでも、その感情に振り回されることになり何も解決にならないのです。

普段生きていると、頭の中に浮かんでくる思考や感情は、人間にとっては当たり前であり自動的に湧いてくるものです。

確かに、この自動的に湧いてくる感情さえも網羅し人間の上に君臨する神視点になることで、ただ起きていることだと、ただそれだけのことと思えるようになるのですが、例えば、仕事で上司に怒られた時、原因が自分にはないのに関わらず責任を、ただなすりつけられたといったことや、その状態で上司から怒鳴られたりしたら、誰だってイライラしますし、ムカつきますよね。

恋人から冷たい言葉を言われたり、嫌な言葉を浴びせられたりしたら、「なぜ、そんなこと言うの？」と、悲しくなったり寂しくなったりするものです。こういう感情というのは勝手に湧いてきます。その時に、いきなり俯瞰できる自分になりに行こう、神視点になれる自分になりにいこうとする行為は、自分に言い聞かせようとしていることになり、素直ではないのです。

まずは悲しい時は、感情のまま思いっきり泣いた方がいいのです。

なぜなら感情の昇華をしてあげることからやらなければ、非常に苦しいものとなってしまうからです。

そこで、これを知っていただきたいのです。実は悲しさと嬉しさは、反対の感情に思えますが、神の視点から見ると、これは心のベクトルがどっちに触れているかだけであり、どちらが良くて、どちらが悪いなどといった問題ではないです。

つい思考は、悲しさがダメで嬉しいのが良いことと捉えてしまいますが、これは人間の価値観となります。

私たちが人生に苦しみを感じる時というのは、一つは、過去となります。

過去に起きた辛いことを思い出し、それに対して後悔をしている時や、過去に起きた悲しいことを思い出し、それに対して人は改めて再度思い出し、その感情を再生してしまう癖があります。

この時に、人は苦悩苦痛を感じるようにできています。

人間というのは、この起きた出来事を随時、記憶していくようになっています。起きた出来事のポイントになる部分を記憶しているのです。例えば、友達とご飯を食べに行った際に、どういう態度を取られたかなどの瞬間的なことを記憶し、それがどうだったかといったことに思考が向いてしまうため、それが記憶として残っているのですが、それは、感情が激しく動いた、その瞬間の記憶が残るようになってるのです。

つまり記憶というのは感情に紐付いて、感情のベクトルが激しく動いた時、悲しい方向や反対に嬉しい方向に激しく動いた時の記憶がずっと残るようになっています。

例えば、悲しいことがあった時に、ここで「男だから人前で涙を見せるのは良くない」といったように教わり教育されてきていた場合、男が泣いてはいけないのだといったことや、その他にも、「いつまでも悲しんでいてはダメなんだ」といった悪として思い込みを持ち、悲しみというものに向き合おうとすると、悲しんでいる状態を我慢することになり素直になれなくなってしまいます。

この自分の心をごまかし自然に湧き上がってくる感情を抑え込み、自分のことはなかったことにしようとしてしまうのです。

このように我慢していると、我慢している私という一連のストーリーとして記憶に刻み込まれ、すると、どうなるかというと、自分の中に悲しかったことを我慢し続けた結果、本当は悲しかったけれど、無理やりなかったことにしようとしたという記憶が残り続け、事あるごとに、そのことが傷として思い返され、ぶり返してしまう無限ループにハマってしまうのです。

堂々巡りとなります。

そのため、悲しいことがあったとしたらば、その感情を抑えずに、思いっきり感情を出すことが大切になってきます。涙が出てきたら涙が枯れるまで泣いくといったことに許可が降りていないと、そのループにずっとハマってしまうのです。

神の視点から見ると悲しさも、その反対の嬉しさもベクトルがどっちに触れてるかってだけであり、これはどっちも同じなのです。悲しさも嬉しさも神の視点から見ると、ただ心が大きく動きましたという体験をしただけとなります。

まずは感情の昇華をさせてあげることが重要となります。

心の傷は昇華させれあげれば、傷ではなく、ただのエピソードとして記憶に残るだけとなります。すると感情に、つい揺れ動くことが無くなっていくことや、感情に振り回れるあなたは少なくなっていくことで、結果的に、感情がどんどん軽くなっていき抜けることができ、神視点に立つことができるのです。

ですが、悲しいのを我慢していると我慢しているという記憶として残り続けてしまうということなのです。

その他にも文句、泣き言、イライラ、怒りの感情が出てきた時に、抑えるのではなく、その感情はその時の感情なだけとなります。私たちは波ですから、この瞬間瞬間にしかないため、その感情も1秒後には微妙に変化をしているものであり、ただその感情が、その瞬間にあるだけのこととなります。

これに関しては先日の「全てはどうでもいいこと」のブログを見てくださればと思います。

私たち人間は、本来はその瞬間にしかないのですが、ずっとその感情が続いていると思っているため、怒りの感情を持ち続けることによって長引き増幅し、怒りの連鎖が始まってしまうのです。

まとめとなります。

素直になると言うのは、感情のままに誰かにぶつけることでもなく、怒りを鎮めて怒らない自分にならなければいけないと、我慢をして押さえ込むのでもなく、悲しい時や怒りがある時は、その感情を感じてあげることが素直となります。

でなければ自分の中に悲しかったことを我慢し続けた結果、本当は悲しかったけれど、無理やりなかったことにしようとしたという記憶が残り続け、ぶり返してしまう無限ループとなります。

悲しさも嬉しさも神の視点から見ると、ただ心が大きく動きましたという体験であり、どちらのベクトルに触れているかなだけであることを知り、感情をなかったことにしないことです。

感情の昇華をさせてあげる。すると軽くなっていくため神視点に立つことができるのです。

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