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わたしの障害児育児3ヶ条

こんばんは。
この記事も朝起きてキーボードを
叩いていたのですがもう気がつけば
夕方で晩御飯の時間帯。

絶賛大荒れ長男のBGMからお盆休みが
スタートしています。

癇癪スイッチの発端は、お盆休みの予定の
会話から始まりました。


見通しが立てれないこと&苦手なことのダブルブッキングは癇癪スイッチの地雷の宝庫


長男ゆーさんは外部との関わりが苦手であり、
極端に嫌う傾向があります。
その日の体調や、疲れの溜まり具合など
さまざまなフラストレーションが
溜まりやすい性質です。
外に出ると、いろんなアンテナを
張り巡らせているようです。

人は好きなんです。
疲れやすい、ストレスが溜まりやすい、
いわゆる「繊細さん」なところも
兼ね備えています。

家に長時間いることに意味が見出せないと
豪語するパパは、
お盆休みの過ごし方について
ガオガオくんに好きな
映画館(今上映されているジュラシックパーク)へ行くか、公園へ行くか、キャンプへ行くか、などと
「アウトドア」をたくさん提案していて、
それに対して私が反撃をおこなっていた時です。

すると、

 映画行かない!
「マリオないでしょ?
マリオの映画いつやるか探して!」

はい、きました!!(笑)

どっから現れたか不明な『マリオ』という
キーワード。
記憶の断片を手当たり次第
拾い集めた匂いがプンプン。

マリオの映画がいい!→
Switchのコントローラーが欲しい!
どこも行きたくない!→全部嫌あぁぁああ!!!

こうして、自分が苦手であろう事柄であり(外出)
どういったことをして、何が行われるのか、
どこに行くのか、見通しが立てられないものの
不安や、1度経験したもので疲れてしまうものの
ワード(キャンプ)など、その日の精神バランスによっては地雷はその場で作られていくわけです。

癇癪が起きるバック背景を考える


こうなるたびに、起こった出来事の前の行動、
環境、声かけのタイミングや声かけの内容などの
分析を意識しているのですが、
やっぱりいろんな要因が複雑に
アンバランスに組み合わされるものなので、
正直なところ防ぎようがないんですよね。

その日の、その時の、体調、精神状態によって
自由自在に形を変えて仕舞うものだからーー。


「苦手」な事柄でも、状態がベストであれば
「頑張れる」んですよね。
もちろん、反動付きですが。苦笑

色んな特性のものたちが、大きくなったり
はたまた小さくなったり、時には癒着したりする。

こやつらを、どう頑張っても操ることも
コントロールすることもできなくて困っている、
自分じゃどうすることもできないーー。

それが発達障害というものなのかなと、
私は分析するのです。


そんなこと言ったって、私も1人の人間。

ずっと寄り添う、
なんてこと不可能なのです。実際。

ワガママと特性の違いの判断も、
結局は他者の価値観。
神のみぞ知る。じゃないけれど、
その時の苦痛の重さも度合いも、
バロメーターも、
結局は本人にしかわからないものなんですよね。

「親」としての適度な距離感と、
そう言った意味では「外側の人」としての
距離感がとてつもなく大事だと思っていますが、
いまだに掴めておりません。はい。

皆、自分のことは自分が
一番よくわからないんです。

でも、自分のことは自分が1番よくわかっている
はずなんです。

色んなものに蓋をしたり、
他者の思う自分になろうと
ナチュラルで見えないレールの上を歩くことが
よしとされている世界でもあるから。

親としてできることーー。


私は、自分に親としての目標3箇条を立てています。

それは、

  1. どんな時も味方でいると伝えること

  2. 観察、洞察、想像を怠らないこと

  3. 横で伴走し続けることを諦めないこと

です。

親である以上、子の味方であり続けたいーー。

私はそう思います。
その為には、『個』としての子供たちを
認める、疑問を持つ。
それが1番理解の近道だと思っています。

到底、「できている」とは言えません。
ただ、自己嫌悪に陥った時、
罪悪感に苛まれた時など、特に意識して
私はあなたの味方であること」を、
しっかりと言葉に出して伝えるようにしています。

2つ目は観察する、洞察することーー。
「困りごと」が出るタイミング、
ことがら、場所などを
とにかく観察して、推測します。

所詮、推測に過ぎませんが
事前に支援が必要な事柄もあれば、
時間はかかりながらも自己整理がつけるもの、
代替で落ち着くものなど、
環境整備だけでもかなりの安心と安全を
確保できることができるようになりました。

そりゃ、うまく行かない日の方が大半です。
疲弊しすぎて、子供たちよりも大きな声で
わんわん泣いた日もあれば、感情的に威圧的に
抑え込もうとしているだけの日も数知れず。
10回、20回とトライしまくって1回のヒット。

でも、その1回のヒットは、私にとっても
子供たちにとっても
社会と言う場で生き抜くためのスキル
だったりするのです。

そしてやっぱり、『一緒』に成長すること。
これが一番シンプルで、
なかなかできないことだったりします。

よく、『育児は育自』だと言われるように、
子供から学ぶことは星の数ほどたくさんあります。

私個人的には、勉強よりも必要なものだなと
感じる事が多くなりました。
こんなにITが発達してし合っている以上、
何が必要かって、
やっぱり『人対人』の関わり方や
距離感、自分の心を守る方法だと思うのです。


理不尽が大半でできているこの時代に、
無垢で、新しいものに初めて触れる
あの白いキャンバスに描き出すような感覚は、
子供の頃にしか味わえないものです。

大人になればなるほど、考えることを諦め、
挑戦することに蓋をし、安全と謳われる誰かの
価値観が歯石のように固まっていくのですから。


子供と同じ目線でむき合うって
本当に難しいですよね。
難しいです(笑)

だって、生活は回さないと回らないんですから。
でも、「こころ」は一緒に横で走り続けたい。

間違ったらごめんなさい、
嬉しかったらありがとうーー。
感情をまっすぐに伝えながら、
気持ちを込めながら、考えながら。

心の場所は、
離れても行き場を見失っても、
相手がいる場所へ戻れば安心できるーー。

疲れたら一緒にしゃがみ込んで、
見えていない大切なものを
探す時間だったり、
掘り起こす時間を共有できる「相手」でいたい。

そう思います。

ここまで読んで下さりありがとうございます。



それではまた。

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