3社目の転職失敗について

こんばんは。
今日は3社目の転職失敗について、ざっくばらんに思うことを書きますね。
失敗したと思った詳細については有料になりますが、下記の本編編で書いてますので併せて一読頂けると幸いです。

3社目は2社目と同じ外資だったのですが、突然首切りとかそんなドライな感じは一切なく、むしろ年齢層が異常に高く、日系企業のように名ばかり部長補佐とかとか課長補佐とか役職を与えられてはないのですが、でも役職がついているっぽい?ベテランが何人もいるという感じの職場の雰囲気でした。40代も少なく、30代や20代が圧倒的に少なく、ちょっと生え抜きが多すぎて血の循環が固まっている、そんな会社でした。年齢層が若すぎるのもダメですが、高すぎるとどうなるか今からお話します。

その前に今も思うのですが、●●補佐ってなんなんだ?と思いません?笑


部長の補佐って要は次長じゃないの?と個人的に思うのですが・・・
あと代理か・・・あれもよくわからんというか。
一番意味が分からんのは

本部長 
本部長って…日本語からくるしっくり感で今まで気にもしなかったけど、ただの部長という役職は偽部長なのか?という感じがします笑

私はその役職をもらう前に2社目で外資に行ってしまって日系企業の仕組みが未だに分からないのです。

本部長と近しい役職はちなみに外資でもありますが、日本語だと事業部長みたいな意味合いになると思います。その部署の数人~数十人をとりまとめをしている人で、事業部本体の責任者を意味します。日系企業って本部長って言われてるけど、実はその本部長ではないただの部長の方が実権握ってたりしますし、本部長の名刺みると、●●本部長 兼 ●●取締役 兼 ●● 監査担当 みたいなのたまにありませんか笑 一体お前の仕事はなんなんだよみたいな。

外資はそのような補佐とか代理とか細かく枝分かれしている役職はありません。チーフとかもあるようですが、あまり聞いたことがないですね。その従業員の知識や経験レベルを社内外に表現するため、senior sales とかleader、sales expertなどは使用されています。あとは国・地域や製品ごと、市場ごとの担当者には分かれていますが、役職ではなく一担当である場合も多いです。

よくあるのが製造業の外資系の場合で、日本国内にいるお客が海外にも拠点や工場を持っていて、そのお客の日本国内外エリアを担当している営業だと、その営業のことを【key account manager】という肩書で呼んだりしますが、これは部長や次長を意味するmanagerではなく、key account (重要顧客)をmanageする人で、manager、要は重要顧客を担当している営業ということです。もっと言えばイチ営業担当マンにしかすぎません。keyがつかない【account manager】という肩書はありませんし、重要じゃない顧客を任せられているという営業なんていないと思いますしね。

regional marketing managerとか、sales managerとかは日本でいうところの部長というレベルになってきて、要は部下がいたり、他の国や地域も見ていることが多いのですが、そのmanagerが何人もいる、ということはないですね。

さて本題にもどりますが、3社目に感じた違和感というのが、結構ドライな環境で社内外で人を蹴落として、という環境であるならば違ったアプローチもあったのですが、なんというか社内オフィスの雰囲気や他部署の従業員、仕事の分担とかいろいろな面ではそういう意外にも知らんお前やっとけみたいなドライな感じの場面が多くあったのですが、ただいざとなると仕事や業務報告はこう日系そのもの、というか全体の社風がもはや外資とは言えず、2社目は外資で10年足を付け込んでいたので、3社目は社風が日系過ぎて完全に受け付けれなかったですね、はい。

しかも、よくあるあるですが、社内の特定のグループというか雰囲気はそれなりに仲良しこよしでやっている人もいるのですが、いざオフィスに人がいなくなると特定の人は特定の人に対しての悪口や陰口大会を開いていて、こう会社全体やチーム全体としてはまとまりがない、仕事の文句は言うくせに自分の仕事はきっちりしとけばいいという、真面目なのか不真面目なのか、いまいち分からない、この辺は大きく2社目の外資と違う点でした。

2社目でもそのような悪口や陰口というようなことはありましたが、いざ問題が起きるとみんな協力し合ってなんとかしようということもあったり、温かみがある人が多くて、何度もたくさん助けられましたし助けたこともたくさんあります。

3社目を辞めることを考えた一つのきっかけになったのが、直属の上司である部長が、定年退職をする人に向けてはなった一言が今でも、え?と思わせる発言で、【どうせ辞める人やし、送別会はせんでええか】ということでした。

確かにその定年退職をする人は社内ではあまり評判が良さそうではない人でしたが、その評判の悪さは会社に対して文句を言ったりとか不満を言ったりということではなく、仕事を進める上で社内政治が器用な人ではなかったように思います。私も社内政治は非常に苦手ですしうっとおしいやつと思ったら、敵を作ることも多いです。でもまぁ曲がりなりにも数十年働いてくれた人に対して、そういった発言を新しく入ってきた従業員に言うのもどうかしているし、せめて送別会はしないまでも挨拶の場を設けるとか、その辺の仕切りを部下に任せる、など愛情や義理というのがあっても良いのではないかと思いましたね。

あぁここで身を粉にして働くのもバカバカしいし、営業や社内で何かドラマチックなことを体験しても何かこう、そのムーディーな雰囲気が半減するというか、俺も退職や定年退職するときにどうせ辞める奴やということでねぎらいの言葉もなく辞めていくのかと思うとバカバカしくなりませんか?

そういう発言をあえてする、のも少しドライならドライな社風で良いのですが、そうではないし、こうどこか、中途半端がゆえ、いまいち会社や人に対してエンゲージメントが失われてしまうというかね。

あと、40代~50代以上とか高い年齢層の会社で現場づめの人やそう言う職場の雰囲気が強い会社って、もう現業が忙しいので、後輩や部下の面倒をわざわざ見る人はいません。給料が高いから余裕あるし面倒みてやるか、とかじゃないんですよね、忙しいから。40代前半ならまだいますが、その人の性格や会社の状態、仕事の忙しさ、業務量、社風、会社自体の仕事の進め方全てによると言ってしまえばいい加減なアドバイスになってしまうのですが、とにかく忙しいとか出っ放しとか、余裕がないとかで40代~50代の人達が多い会社は、部下や後輩の面倒を見ません。放置プレーがほぼ100%になります。これはその会社の給料が高くても低くても一緒かなーと思います。忙しいからね。

人による、と言いましたがコントロールできるところはあって、それは、その会社が無駄な業務やコスト、言い換えれば不必要なミーティング、報告業務、会社のそれまでのクセや習慣などを省いて効率的な業務を従業員にさせられているかによっても変わります。


本当に3社目はひどかったですね。無駄な報告や資料が多すぎて、え?この報告こないだしたやんな?この部長、この1か月で何回同じことをそのメモ帳にメモしてるの?って半年ぐらいしかいませんでしたが、毎週思ってましたし、突然思い出したかのように部長が刹那的に確認や指示メールを投げてくるのです。

それを見て、これ今やらなあかん業務?っていうことが100億回ほどありました。


まぁ他の従業員はそれが無駄ではないと思っていましたし、事実それでやって来られてきているので、間違いではないのでしょう。私には合いませんでしたので退職しましたが・・・。

まぁこれらのことが原因で辞めたわけではないのですが、きっかけになりました。給料が結構上がったので出来れば続けたかったのですが、結構精神的にも来ていましたし、色々なことが起きてしまったので、体を壊す前に諦めました。また将来的にはチャンスがあると思いますから頑張りたいと思います。

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