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ファシリテーター養成講座に行ってみた(1回目)

最近気になっていたファシリテーション。市の協働事業で養成講座があると知り、子供たちを旦那に託し、行ってきました!忘れぬうちにアウトプット!!

ファシリテーターとは?

中立的な立場で物事(会議や集会)の進行、段取り、集団にいる一人一人の思い、意見を聞き出し、まとめて整理、調整し良い方向へ導く。意見の出しやすい場となるように自由な対話を促す進行役。

初日は、アイデアが出る対話の場 という事でブレーンストーミングを用いて町のおすすめスポットについて話し合い、発表するというワークをやりました。

ブレーンストーミングのルール

①批判しない(他人の意見に批判しない評価しない。一つ一つ論議しない)
②自由に(思いついた事、頭に浮かんだ事をそのまま話す。整理せずに話していい。冗談や的外れでもいい とにかく出すに注力する)
③質より量(内容より純粋に数を出す)
④連想、結合、発展(出されたアイデア意見に乗っ掛かり、組み合わせる、広げていく)

今回は付箋を使い1付箋に1アイデアをかいてどんどん貼っていきました。はじめは皆遠慮がちだったものの、このルールにのっとり進めていくとどんどん出てくる!!付箋が足りなくなるほど出てきました。びっくり!

実際に自分もやっていてすごく楽しかったです。他の人の付箋をみてなるほどー!!と思ったり、またそこから触発されていろんな考えがどんどん出てきました。

そしてたくさん出た意見を絞り込んでいくための項目(ジャンル)、優先順位を各グループで決めて、整理し発表するというワークでした。

講義自体は2時間でしたがアッという間に感じました。でも2時間でこんなにもちゃんとした企画が楽しく作れる事に驚きました。

今まで私が参加した会議でこんなに楽しく意見を言えた事なかったよなぁ‥ 

実際の会議で意見やアイデア出したりすると、じゃあ言い出しっぺのあなたがやってみて、責任者ねー!みたいな雰囲気‥ 意見するのに腹をくくらないといけない感じがして、なかなか自分の意見を言えない事ってないですか??

先生が実際にファシリテーターとして参加される会議でもよくこの流れは起きるそうです。その際、先生は今はアイデア、意見を出す時間であり、それをどうするかを話し合う時間ではない事を伝え、とにかく出すという事に注力できるように促すと、調子よく、テンポよくいろんな意見をみんな出す事ができるようになるとおしゃっていました。

あと‥よくあるのが‥一人がずーっとしゃべってる。しかもこれが立場が上の人、権力?のある人とかになると

もーなんも言えねー。

みたいな。会議というか、形だけ会議?話し合う前にもう決まってません?って思う無駄なクソつまらない会議。

でもこのルールだったらみんな参加している事も実感できて、立場に関係なく意見を出しやすいし、より良い話し合いになるなーと本当に感じました。

ブレーンストーミングのやり方例

・付箋に書いて模造紙などに貼っていく
・個人で紙に書き出す(ブレーンライティング)
・全員参加で発言、出てきた意見をホワイトボードに記入 など

大切なのはワイワイしながらテンポよく意見をでしてもらう事。

基本は 発散→収束

・発散
頭の中にあるものを自由に可能な限り出し尽くす事
・収束
発散で出たものを整理、可視化して皆の思考がまとまるようにする事

収束の代表的な手法

・KJ法(文化人類学者 川喜田二郎氏発案)
①データをカードに記述(1枚に1つ)
②カードをグループごとにまとめて見出しをつける
③図解したり、文章等にまとめる

今回一番面白かったのは、ちっぽけな事のように思える私のアイデアも他のアイデアと融合すると面白くなったり、またそこから派生する今までに思いつかなかったような意見が出てきたりと展開していくのがとっても面白かったです。

この今回学んだ事って会議とかだけでなく自分の思考を整理する事にも使えるなー。

私ひとり会議。ひとりだけど私の中のいろんな思いを一つ一つ聞く、出すって事を意識していこう。

あー楽しかった。また来週が楽しみ!


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