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食事と春をはじめてみよう

4月です。新たな年度が始まりますね。
春は別れと出会いの季節といいますが、新しい環境での生活が始まる方も多いのではないでしょうか?不安とドキドキで心臓がやられる季節です。
そんな春にこそ!美味しいものを食べましょう!!春にも美味しい食材は盛りだくさんです。

花より団子、春の美味しい食材をご紹介します。

春の食材

春に旬を迎える食材は色鮮やかなものが多く、野菜や魚介類・果物まで幅広い食材があります。

①春の野菜
春の野菜といえば、春キャベツ新玉ねぎがパッと思いつきますよね。

キャベツには大きく分けて春キャベツ・冬キャベツがあります。
春キャベツは葉の巻きがゆるく、柔らかくみずみずしいのが特徴です。
冬キャベツは葉の巻きがかたく、一枚一枚しっかりしているため煮崩れを起こしにくいのが特徴です。また、冬キャベツを改良した夏キャベツもあります。

新玉ねぎは温かい地域で3月~4月に出荷される早とりの玉ねぎです。通常の玉ねぎは収穫後に1カ月ほど乾燥させますが、新玉ねぎは乾燥せずすぐ出荷します。そのため水分が多く柔らかいです。また水分が多いため、辛味が少ないので生で食べるのに向いています。

そのほか春野菜にはアスパラガスやカリフラワー、そらまめなどがあります。ちなみに春菊は名前に春がついていますが旬は冬です。春に花が咲くので春菊と呼ばれています。

②春の魚介類 
春に旬を迎える魚介類には、さわらかつおなどがあります。

さわらは4月~5月頃に産卵のため瀬戸内海に集まります。春に多く獲れることから鰆と表すようになったそうです。春がつくため春が旬の魚と思われますが、さわらには大きく2つの旬があります。
さわらが一番多く収穫できる春と、さわらに脂がのってより美味しく食べることのできる冬です。春は焼き魚や白子など、冬は刺身で食べたりして、どちらもそれぞれの美味しさを楽しむことができます。

同じくかつおも2つの旬があります。
4月~5月に旬を迎える初鰹と8月~9月に旬を迎える戻り鰹です。
初鰹はエサを探して北上しているため、身が引き締まっており脂が少ないのでさっぱり食べられます。
戻り鰹はエサをたくさんたべて産卵のために戻ってくるため、初鰹より肥えていて脂がたっぷりのっています。


③春の果物
春の果物はイチゴをはじめ、デコポンなどが旬を迎えます。

イチゴの旬を冬だと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?イチゴは本来、4月~6月にかけて旬を迎えますが、市場には11月中旬から並び始めます。
ハウス栽培などの技術が発達したことにより、本来の旬よりも早く収穫できるようになりました。クリスマスケーキなどに飾られているのをみると、より冬の印象が強くなりますよね。
ちなみにイチゴは、園芸学的には野菜に分類されるそうです…。(農林水産省HPより


柑橘系のデコポンは夏が旬のイメージが強いですよね。
3月~4月が旬のデコポンは「清見」と「ポンカン」を掛け合わせてできた果物です。
皮はごつごつしていて硬そうに見えますが実は柔らかく、手で剥くことができます。種がほとんどなく糖度が高いので柑橘類の中でも食べやすい分類に入ります。
ちなみに「デコポン」は商標であり、品種名ではないのです。品種名は「不知火(しらぬい)」といい、不知火の中でも、糖度13.0度以上・酸度1.0以下・JAを通じて出荷されたものがデコポンを名乗ることができます。


胃袋から新しいスタートを

春の食材について、いくつかご紹介しました。いろいろなことが終わって始まり、センチメンタルになりがちな春ですがお腹の中から幸せをたくわえて、よいスタートをきれるようにしましょう!




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今後も、まだまだ新しいことにチャレンジしていきますので、随時ご紹介していきます!

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