見出し画像

人間はなぜ頑張ってしまうのか?

人間って頑張るものですね。

「頑張るな!」あるいは「頑張らなくていいよ」ってメッセージが沢山叫ばれるようになったのは、5~7年くらい前からだったと思います。

過労死とかも多いですから、そういうメッセージの存在意義は分かりますけどね。

みんなでも頑張りますよ。

何故か?って

ひとつは根本欲求が挫折してる人が多いからです。

人って、やっぱり社会的生き物ですので、やっぱり社会存在として、ないないづくしだと、これは、個人差はあると思いますが、適当にきついことです。
「刑務所にははいっていない」「とりあえずステージ4(癌とかの)ではない」というだけでは、欲張りなもんですが
なかなか、せいぜい一日の半分くらいしか気持ちよくすごせなかったりします。

お金がない人、地位がない人、キャリアやスキル、承認・評価がない人
これらは、自由が拡大している現在も沢山います。
というより、おそらく増えています。

人間はスマホを持ってしまったんで、スマホ(ケータイ)以前の時代より、より社会的生き物になったんです。

意味はお分かりになると思います。

昭和に比べると、男性は、トイレのないところで立小便しにくくなりました(かなりの田舎を除く)
理由はお分かりですね?
スマホの時代ですよ。

いまねぇ、英語のTOIECの900点を目指して勉強しようって難しいんです。

30分に1回(1回どこじゃないか?)スマホを触るわけだから
スマホってのは、よくも悪しくも社会だから
自分の時間を持てないの

自分の時間を持てないわけだから
読書とか、英語の勉強とかは、むかしよりはかどりにくいの

いまの若い人、
スマホで常時社会とつながってるから
普通の職場で働く気が起きない人も多い
みんな、スマホやネット、ゲームの実況とかで生活できればって考えてる

だから、普通の職場に行く気が起きない

で、自分の時間がもてないから、自己実現もクソもない

で、もうひとつ、
こっちのほうが重要かもしれないけど

性の欲求が挫折してる人が多いということ

恋愛とかね……

そういう欲求が挫折してる人って
でも、犯罪者にならなければ、大抵頑張るの

ホストに入れ込んでる女子が問題になってるじゃない?

性の欲求が挫折してる人はたいてい頑張る
「わたしの(オレの)性の欲求が挫折してるのは、わたしがくだらないヤツ(金を持ってないみたいなこと含めて)だからだ」って考えるから
そうすると頑張る

頑張るな!って言われても、エンドレスに頑張る

で、どうやら、この人なら……っていう人が、ダメンズとかだと
さらに「わたしが頑張って、この人と、この人とのあいだに……」ってさらに頑張る……

こういう傾向は、Z世代より、もう少し上の世代に顕著みたい

で、はなしかわるけど
資本主義社会って、無限に上を目指す、無限イノベーションの世界だから
「頑張る」のに上限は基本設定できない
そこで、個人の単位では「ウツ」になったりして、頑張りにブレーキをかける
行政の施策としては、残業時間の上限設定とかになる(裏目にでてるケースも多いようだけど)

で、まぁ
「頑張るな!」ってのはメッセージとしてあんまり効力ないっていうか

要するに
性の欲求でも
社会存在欲求でも
それが満たされりゃあいいんだけど(一応はだけど)

だから、根本欲求が満たされない人(の6割くらい)は
どうしたって頑張るよね。

もしくは、ヒステリー(SNSでのマウントどりとか)か、自慰に耽るか……みたいなことになりがちかもしれない

で、そのいずれも不可能だと判断すると
生活保護もらってひきこもるとか……になるのかな

ん、まぁ、だから
根本欲求が満たされない人は、意味のないところに無駄に頑張る傾向もつよくて(僕とかもそうかもしんないけど)
度が過ぎると、強迫神経症みたいなことになるのかも

ご褒美があればいいんだけど
でも、恋愛の欲求なんて相手の事情もあるわけだから
我慢したり、諦めたりするケースも多々あって
で、社会存在としての欲求なんて
官僚がひとりだけ次官になれば、あとの人は天下りを甘受するしかないのと似ていて、全員が縦横無尽に満たされることはない

現世は涅槃じゃないんだから
そんなの冷静に考えればあたりまえなんだけど
一日のうち数時間は、それでも、現実を受け入れられないときがあったりする。

頑張るのも、息切れしてくるとは思うんだけど

で、ピカソとかも、なんであんなに長生きかつ多産だったのかっていうと
つくればつくるほど満たされなかったからだと思います。

で、noteとかXを頑張る人って、根本欲求が満たされない人が、どちらかといえば多いと思うから
難しいはなしだとは思いますけどね

まぁ、資本主義社会は無限イノベーションの社会ですから
45才以上の人が陣頭指揮をとってる会社でDXを推し進めろ!って、個人的にはどっちかっていうとやや無謀だと思うんだけど
若い人は若い人で、ゲームの実況とかライバーとかで身を立てたかったりして、一部のすごく優秀な人を除けば、やっぱりDXがどうのなんてさっぱりの人が多い。

でも、一気にすべてを放棄するのも難しいし

そうすると、でも、とりあえず頑張っちゃいますよね。

こころと身体が壊れないことを祈るばかりです。

以上、『人間はなぜ頑張ってしまうのか?』でした。

要約はつけないけど、整理がつかなかったらもう一度読んで!


(あとがき)
自分は70年代生まれの派遣フリーターですけど
そんな社会立場から、いろいろ、今日の社会との接点を自分なりに考えています。
もし、すこしでも参考になったとかだったら、できればスキ💛を押してください
また、参考になったことは、できれば、コピー用紙とか紙に要約してみてください
付随アクションは多いほど記憶に残ると思います。

(追記)
上述の要約をやってみました
    ⇩

サポートされたお金は主に書籍代等に使う予定です。 記事に対するお気持ちの表明等も歓迎しています。