出本 哲 / Gaia Vision共同創業者

気候変動リスク分析Webアプリやコンサルサービスを提供 元アラヤ(AIスタートアップ)…

出本 哲 / Gaia Vision共同創業者

気候変動リスク分析Webアプリやコンサルサービスを提供 元アラヤ(AIスタートアップ)CSO、元戦略コンサル、元最年少気象予報士 https://www.gaia-vision.co.jp/

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私がGaia Visionの共同創業に至った背景 前編)市場トレンド編

皆様、2023年もよろしくお願いいたします。 私事ですが、2022年末をもってCSOを務めていたアラヤを退職しました。 今後は共同創業者として気候変動スタートアップ(Gaia Vision)の立ち上げを行います。また、コンサルティング業も続けていきます。 本稿の趣旨具体的に何をやるのか?なぜやるのか?という話をします。 なぜ?については、2部構成で私がGaia Visionの共同創業に至った背景を記します。 前編)市場トレンド編(どんなトレンドがあって、それを私がどう見

    • 新卒入社の方向け、ハードな上司環境における処方箋

      偉そうな言い方になってしまいそうでアレなんですが、これから新卒入社される方向けに、「「上司などの周りの方から辛いこと言われることもあるだろうけど、どう解釈すると良さそうか」的なことを書きたいと思っている。 例えば、 ・「このスライドの結論は何?全然何言っているかわからないんだけど」【"わからない”上司】   → まずは、間違っても良いから何らか、答えるべきといに答えよう。    例えば、事業の成長性問われているんだったら、基本的には市場と競争環境における自社の優位性の観

      • コンサルのキャリア形成、スキル形成がどうポストコンサルで活きるか

        「キャリア形成の考え方とコンサルティングファームでの経験の活かし方」をテーマに、コンサルファームの若手向けに話をする機会を頂いた。 せっかくなので、自分のキャリアについて振り返りつつ、以下まとめたい。 自分が何を考えてキャリア選択をし、どういうスキル形成を行い、結果振り返ってみてそれがどうだったか? 特に、コンサルティングファームで身に着けたスキルがどう役立っているか?(換言すると、役立たせるために、どういう視点を持つべきか?) キャリア形成に関する検討におけるKSF

        • Whyを重視した教育の実装をしたい(いつか)

          私は、以前教育業界に携わりたいと思っていました。(今もまだ少し思っているが)。自分が大学生・予備校講師をやっていた、2010年頃からずっと思っていることとして、「HowよりWhyを重視した教育を社会実装したい」というのがあります。 例えば、中学校でやる因数分解。授業でまず何をやるかといえば、 " x2 - 5x + 6 という数式があります。この5と6に注目して、掛け算で6になり、足し算で5になる数字を探しましょう。すると〇〇・・・" といった具合です。 生徒からすると、

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          リーンスタートアップ時代遅れとかじゃなくて、減衰振動的なイメージ

          リーンスタートアップや、アジャイルといった文脈で、いきなり大きな計画を立てるよりも、とりあえずやってみるのが大事、的な話がある[ボトムアップ視点] 一方で、いやいやちゃんと長期のロードマップから落とし込まないと、という視点もある(VC調達などをしようとしたら、基本的にはこうなる)。最近はリーンスタートアップは時代遅れだよね、とする論も増えてきた印象もある。[トップダウン視点] こうしたプロダクト開発を含む事業開発の進め方論において、個人的には、 1. 大きなビジョンを描く

          リーンスタートアップ時代遅れとかじゃなくて、減衰振動的なイメージ

          課題感と課題は明確に分けて考えるべき。例えば「忙しいこと」は、課題感であっても課題ではない。あらゆる物事は色々なトレードオフの中で成り立っている。そうしたバランスの中であるべき姿を描き、それと現状のギャップをもって適切なボトルネックを見極め、解決すべき「課題」を特定するのが良い。

          課題感と課題は明確に分けて考えるべき。例えば「忙しいこと」は、課題感であっても課題ではない。あらゆる物事は色々なトレードオフの中で成り立っている。そうしたバランスの中であるべき姿を描き、それと現状のギャップをもって適切なボトルネックを見極め、解決すべき「課題」を特定するのが良い。

          行政関係の手続き。追加書類を求められた際に、イチから申請をやり直さなきゃいけないのも腹立つし、書類追加したら「合計6MB以内で」として登録ができないのも腹立たしい。これ系の文脈だと区は良い。社保系は本当にひどい。

          行政関係の手続き。追加書類を求められた際に、イチから申請をやり直さなきゃいけないのも腹立つし、書類追加したら「合計6MB以内で」として登録ができないのも腹立たしい。これ系の文脈だと区は良い。社保系は本当にひどい。

          第二子産後の一日のスケジュール例

          仕事をしながら第二子を産むと、やはり中々大変なこともあります。 大変さの正体の一つ(であり、大変さを人に伝えるときの難しさの一つ)は、"一個一個が非常に大変なわけではないが、やることの数が多くて大変"ということだと考えられ、それを一旦言語化してみようかと思った次第です。 試しに自分の今日の一日の流れを事細かに書いてみました。 これから産む人や、今大変だと感じている人の参考になればと思います。("そうそう、こんな感じだよね"的な) 0100頃 ・第二子にミルクを上げる ・寝か

          第二子産後の一日のスケジュール例

          第一子を保育園に預け、第二子が産まれた場合、産休中育休中は"家庭で保育可能なので"第一子の17時以降の保育園預けはNGとのこと。現実問題この猛暑の中妻に新生児連れて保育園迎えさせるわけにもいかない。保育園は就労が前提となっているのはわかるけど、このルール誰得なんだろう。。

          第一子を保育園に預け、第二子が産まれた場合、産休中育休中は"家庭で保育可能なので"第一子の17時以降の保育園預けはNGとのこと。現実問題この猛暑の中妻に新生児連れて保育園迎えさせるわけにもいかない。保育園は就労が前提となっているのはわかるけど、このルール誰得なんだろう。。

          自分がもし今の気候変動事業をやっていなかったら、「世の中から事務作業をなくす」をミッションにした会社を立ち上げたいと思う。仕事の時間を作るためにシッター等を利用するけど、その時間でシッター利用補助の事務作業と仕事の事務作業をしている現状に辟易する。行政の大変さもわかるけど。

          自分がもし今の気候変動事業をやっていなかったら、「世の中から事務作業をなくす」をミッションにした会社を立ち上げたいと思う。仕事の時間を作るためにシッター等を利用するけど、その時間でシッター利用補助の事務作業と仕事の事務作業をしている現状に辟易する。行政の大変さもわかるけど。

          銀行のカスタマーサービスこうなったらいいなの話

          これはただの愚痴っぽくなってしまうけれども、銀行・行政といった(ユーザーとして)事務作業を多く行う必要がある領域で、UXを改善できたら、チリツモで結構社会価値として大きいのでは、という気がする。 例えば、直近楽天銀行で少し手続きを行ったのだが、システム上どうにもログイン等がうまくいかず困窮。FAQを見ても該当する詰まりポイントはでおらず。コールセンターに問い合わせようとした所、緊急を要するカード紛失以外は、電話を受け付けていない、と。 確かにわかる。多分、しょーもない問い合

          銀行のカスタマーサービスこうなったらいいなの話

          行政サービスって、住民のエキスパートのボランティアを募って改善することなどできないのかな、と思う。行政の限られたリソースで難しいのはわかるけど、それにしても不便・不親切なものが多い印象。戦略・マーケ・UXデザイン・開発などそれぞれのエキスパートが住民にいるはず。

          行政サービスって、住民のエキスパートのボランティアを募って改善することなどできないのかな、と思う。行政の限られたリソースで難しいのはわかるけど、それにしても不便・不親切なものが多い印象。戦略・マーケ・UXデザイン・開発などそれぞれのエキスパートが住民にいるはず。

          今朝は、ぼーっとしていた一瞬の隙を突かれて、子供に牛乳べしゃーをやられてしまった。椅子をシャワーで流して外に干すなど、ちょっと大変。子育てのうえで、反射神経を上げたほうが良いのかなとたまに思う(道路に飛び出す的な危険対応の意味でも)

          今朝は、ぼーっとしていた一瞬の隙を突かれて、子供に牛乳べしゃーをやられてしまった。椅子をシャワーで流して外に干すなど、ちょっと大変。子育てのうえで、反射神経を上げたほうが良いのかなとたまに思う(道路に飛び出す的な危険対応の意味でも)

          ハードワークと育児の両立

          背景ハードワークと育児の両立って非常に難しいテーマだと思うのですけど、色々な人のやり方とかノウハウを集めて、少しでもヒントを得られるようにできればなぁという思いがあります。 世の中にそういう本とかサイトとかもあると思うのですが、個人的には少し自分の感覚と噛み合わないと感じるものが多い印象です。例えば、「職場の理解を得て、仕事をセーブしやすい環境を作りましょう」的な趣旨のもの。私自身は、経営者であり、職場の理解も何もないわけで、別に"職場の理解"的な趣旨でいえば調整はできますけ

          ハードワークと育児の両立

          論点設定の重要性って分かる人にとっては当たり前だけど、知らない人に腹落ちしてもらうのはやや難しい。若干本質を捉えていないが、情報は無限にある時代だからこそ、情報をがむしゃらに集めることより、掘るべき情報を見極め、洗練させるほうが大事、という説明もありな気がする。

          論点設定の重要性って分かる人にとっては当たり前だけど、知らない人に腹落ちしてもらうのはやや難しい。若干本質を捉えていないが、情報は無限にある時代だからこそ、情報をがむしゃらに集めることより、掘るべき情報を見極め、洗練させるほうが大事、という説明もありな気がする。

          個人的には、ChatGPT4を使って一番有用だと思ったのは、コーディング。自分で書けるコードだったとしても自然言語で指示してコードを書いてくれるのは圧倒的に早く。特に、エラーが出た際に修正案を出してくれるのはすごい。あとは、申請書類対応。似たような内容を色々な文字数で書ける。

          個人的には、ChatGPT4を使って一番有用だと思ったのは、コーディング。自分で書けるコードだったとしても自然言語で指示してコードを書いてくれるのは圧倒的に早く。特に、エラーが出た際に修正案を出してくれるのはすごい。あとは、申請書類対応。似たような内容を色々な文字数で書ける。