11月22日から11月28日までの読書に関する日記・備忘・そのほか。

谷口ジロー展に行く

世田谷文学館で開催されている『描くひと谷口ジロー展』に行く。

谷口ジローとの出会いは、矢作俊彦の『マンハッタン・オプ』の挿画で、結構長い月日が経ったものだ。当然、『マンハッタン・オプ』の挿画も展示されておった。写真が下手なのはご容赦願いたい。

分かってはいたことだが、その精緻な筆致には改めて驚嘆する。

上間陽子『海をあげる』読了

2021年のノンフィクション本大賞を受賞した、上間陽子『海をあげる』を購入し読了。

切なくも苦しい沖縄の基地問題、それから引き起こされる諸々、そして、沖縄に限らず、10代の出産・シングルマザー問題。娘の風花ちゃんを通して未来を見る眼差しと決意。

多くは語るまい。というよりも語れない。

『SAYONARA AMERICA』を観る

『SAYONARA AMERICA』は細野晴臣のコロナ禍前、2019年のアメリカでのコンサートを追ったドキュメンタリー映画。

別にアメリカと決別する話ではなく、彼の曲『さよならアメリカ さよならニッポン』から取られている。はっぴいえんどの代表作。

決別ではなく、細野のルーツである、アメリカの古い曲をむしろアメリカに恩返しする感じ。