くるみサマー
東京に残る自然を水彩画で描きました。アナログで描かれた春夏秋冬をスマホで感じて下さい。
前回の記事で〝議論〟について話題になったので、しばらく〝議論〟についてお話したいと思います。 本日はその導入編です。 近年、日本人は議論が下手、若しくは出来ないなどと話題になっています。 テレビのドキュメンタリー番組などで欧米(と言っても一部でしょうが…)との差を見ると、確かにそう感じます。 多くの論者が、学校教育における欧米と日本を比較し、日本の教育に〝議論〟を取り入れるべきだと論じていますが、小生の個人的な意見としては、もっと複雑で広く、別の所に深い問題があると思
或る処にトウデンという国がありました。 トウデン国の誇り高い軍人たちは、自分たちの国を守る為に強くなり、勝ち続けました。 民衆は歓喜しました。 やがて偉い人たちがたくさん現れて、軍人たちの命を自分たちの地位と名誉と金に替えてしまいました。 そしてある夏の日、目で見る事も出来ない小さな粒の力により、その国は滅ぼされてしまいました。 後日、軍人たちが母国に戻るとそこは違う国になっていました。 応援してくれた人達は何故か白々としています。 大声で命令していた偉い人たち
先日、孫たちを連れて息子夫婦が遊びに来ました。 それで、夕方ニュース番組を見ている時に、親子で面白い会話をしていたのでお話ししたいと思います。 テレビに写った大物政治家を見て、孫が息子に・・・ 孫 「この人だれ?」 息子「偉い人だよ。」 孫 「ふ〜ん、じゃあ凄い人なの?」 息子「ん?!・・・いや、そんなに凄くないかな・・・」 ・・・なかなか深い(笑) 真理をついていてユーモアもある。 歳をとると、自分の後ろに残る足跡が気になるものです。 若い頃、どれだけ苦