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№775 滝に挑む

リルケという詩人がいます。
彼がこのような意味の言葉を残しています。

「生きるということは悩み続けることである。悩み続けることが生きている証拠であり、しあわせでもある。決してしてはならないのは、その答えを求めることである」


最後の所の、
「答えを求める事」がダメなの?え?
と戸惑った人もいるかも知れませんね。

でも冷静に考えてみて下さい。

人生というものは死ぬまで日々悩み考え続けていくということです。

それならば、
滝をのぼり続けていくという行為というのは、
悩みや考えにしっかりと向き合い、
悩み抜き、考え抜くことが、
すなわち生きるということなんでしょう。

リルケの言葉を読んでその時ボクは、
ひたすら心を柔軟にして、
のぼり続ければいいのだと思い知りました。

滝をのぼり続けるような日々の中で、
知ったこと、学んだこと、大切だと思ったこと、
発見したこと、感動したことなどを、
ボクはこのnoteに書き続けてきました。

ですから、これから滝に挑んでゆこうとする方、
何度も何度も挑み続けている方、
ボクよりも、すでに上にさかのぼっていっている方に向けて、
「滝へと挑みながらボクはこのようなことを学びました。それらを書き留めることで、さらに自分を叱咤することも含め、血となり肉となったことをみなさんと分かち合いたい。少しでも役立ててもらいたい!」という気持ちが、このnoteを書き続ける本当の意図です。

ひとつ分かったのは、滝に挑み続けるには、
自分に降りかかるあらゆる困難に対して
常に疑問をもつことがとても大切だということです。

困難に対する好奇心や関心をもつ、素直な心を育むことです。

難しいからといってはじめからあきらめたり、
自分のせいじゃないと言って馬鹿にしたりしないこと。

そういう日々を続けていれば、
あるとき暗闇の中にキラリと輝く明るい道が必ず見つかるように思います。

それを見逃さずにたどること。

そうやって滝を少しでもさかのぼってゆくのです。

人はどれだけ悩んだのか、どれだけ迷ったのかということが将来を決めてゆくのだろうと思います。

大丈夫!

ボクもみなさんと同じように滝をのぼっては落ち、落ちてはのぼりを繰り返しているのです。 

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