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懐かしの海外TVドラマ#2 600万ドルの男

 海外ドラマ『600万ドルの男』は、アメリカで放映された実写版のサイボーグのお話です。

 日本でサイボーグと言えば、石ノ森章太郎先生の『サイボーグ009』が頭に浮かぶと思います。サイボーグ009は、漫画が原作ですが、何度もテレビアニメ化や映画化されているので、色々な世代の人が知っている国民的なサイボーグです。ただし、サイボーグ009は、一人の話ではなく、9人のサイボーグ達の協力や友情の話です。ちなみに、サイボーグ007は原作では大人のイギリス人ですが、初期のアニメや映画では子供になっています。たぶん子供たちが共感するように、ちびっこキャラクターを加えたんだと思います。

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 脱線したので、話を元に戻します。元NASAの宇宙飛行士で、月に行ったこともある主人公・オースティン大佐(リー・メジャース)は、航空機の滑空テスト中に事故に遭います。何とか命は取り留めたものの、残念ながら左目失明右腕・両足不随となる重傷を負いました。そこで、NASAのメディカルスタッフによって失われた人体を補完強化する改造手術(サイボーグ手術)を受けました。この改造手術の費用に、600万ドル(当時のレートで約18億円)かかったというのが番組タイトルの由来です。サイボーグとなった彼は、その強化された力を使い、政府の秘密情報機関OSIのエージェントとして活躍することになります。

 ストーリーは単純で、オーステン大佐がOSIからの指令で、敵国スパイテロリストマッド・サイエンティスト犯罪者などと対峙します。もちろん、ドラマの見せ所はサイボーグ機能を活用したアクションシーンです。マンガやアニメなら非現実的な活躍もアリですが、実写版ではそうは行きません。しかし、NASAならできるかも(?)と思わせるギリギリのリアリティーで相手を圧倒します。

 記憶が曖昧ですが、私が見ていたのは日曜の夜だったと思います。いつも、「リアルなサイボーグ、カッケー!」と思いながら見ていました。


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