見出し画像

豪華な宮殿!騙し絵のエッシャー美術館。

どうも。

先日、僕が住んでるデンハーグにある、エッシャーの美術館に行って来ました。

美術館は、当時の王妃がオフィスにしてた宮殿でとにかく豪華でした。

王妃と交流があったエッシャーが夏休みに訪れた宮殿で、ゆかりがあるらしいです。

それに加えて、ロッテルダムのアーティストがつくった15点ものシャンデリアが豪華さを引き立ててました。

エッシャーといえば騙し絵(トリックアート)が有名です。

展示されてた作品数が多く、結構長い時間滞在しました。

個人的にリピート柄が好きで、昔友人と「GARA」という柄をつくるユニットを組んでたこともあったのでエッシャーの作品に驚きの連続でした。

当時はPCがなく手書きのため、彼の作品はリピートするのに限界があると思いますが、これはこれで作品として成立してて面白かったです。

僕はリピート柄の終わりがないことが好きなんですけど(自然界の法則に反する感じ)アナログだからこそ、終わりがあってストーリー性を持たせられるっていうのが新鮮でした。


・・・・

リピート柄ってどうしても表現に限界があるんですよね。

マリメッコを想像するとわかりやすいですが、1モチーフを繰り返し、展開して柄にするので、1つのビジュアルになりにくい。

額に飾って展示するのに不向きで、自分たちも基本的にはリピート柄をテキスタイルにしてグッズ化してました。

できてファブリックボードとかかな。


今の僕からしたらリピート柄に慣れてるから、全体の一部を切り取った柄で1つのビジュアルって思うけど、(個〜全、全〜個)

エッシャーの場合、永遠にリピートできないからこそ、1つのビジュアルとしての繰り返す面白さがある。(個=全)

騙し絵の表現のバリエーションが豊富で、彼の作品を見てると、可能性ってまだまだあるんだなと感じました。

グラフィックデザインとしても通じるものがあるし、とにかく面白かった。


▼よかったら動画にしてるので、興味がある方はご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?