見出し画像

『省みる』⑤ 問いへの向き合い方は慎重だったか

『省みる』④ 他者への向き合い方は慎重だったか からの続きです。チェックリストは『省みる』① 問いや真意の確認は慎重だったか からダウンロードしてご確認ください。

脱・いい子志向

「他者からの評価を気にした模範的回答をしなかったか」

認められなかったりバカにされることを恐れていると、本心とは違う模範的回答をしてしまうことがあります。常識知らず恥知らずだと思われないために、優等生として振る舞ってしまうことがあります。

でも、きっと楽しくありません。おさまりのいいことばかり言っていたら、ちっとも好奇心が刺激されないからです。好奇心が刺激されることより楽しいことは、そうそうありません。他人の評価なんか気にしないで、好奇心が刺激される方に気持ちを向けた方がきっと楽しいはずです。

他者からの評価ばかり気にしているとき、本当に気になること、本当に知りたいことに向き合えていないかも知れません。

脱・勝敗

「他者との正しさ勝負にならないよう努めたか」

論戦に勝つと気持ちがよく、自分が誇らしくなるかも知れません。しかし、論戦に勝った方の意見が「正しい」のでしょうか。正しいとか真理とかは勝負に勝って決まるのでしょうか。

ときに反論することもあり、賛同できないこともあり、往々にして意見は対立するものです。そうすると自分の意見に固執してしまい、なんとかして認めさせよう言いくるめようとしてしまうことがあります。

でも、ちょっと立ち止まって考えましょう。今していることは正しさ勝負だったでしょうか。それが正しいとどうなるのか、正しくないとどうなるのかを一緒に考えることはできるはず。勝負ではなく、共同作業にできるはずです。

正しさ勝負になりかけているとき、対話の目的を見失っているかも知れません。

脱・合意

「他者に合意を迫らなかったか」

話を前に進めたいとき、みんなの納得を待たずに合意できたことにしてしまうことがあります。納得しなくてもいいのでしょうか。納得しなくてもいいのだとしたら、今そこで何をしているのでしょうか。

ちょっとした言葉の違いかも知れません。でも、ちょっとした言葉の違い以上の何かがあるのかも知れません。

納得できないのはどうしてか。そこに気づきのチャンスが眠っているのかも知れません。

脱・偽りの探究

「内心で結論を決めつけた、見せかけの探求にならなかったか」

もしかしたら、自分にはわかりきっていることが話題になるかも知れません。今までに何度も考えたし、自分はみんなより深く理解している、そう思うかも知れません。

知っている言葉を並べただけで、わかったつもりになっているかも知れません。いいに決まっている、悪いに決まっていると考えて、それを証明できる材料探しをしているだけかも知れません。

見せかけの探求になっているとき、本当にしたいことは自分の正当化なのかも知れません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?