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日本人の選手は試合を見るという習慣がないことが多く、そうなると同じ絵を描くということが自由にやらせた先にはなかなか生まれない −4種年代では自動化のトレーニングは必要だと思いますか?−

Hola Chavales!!!!

昨日は【オンライン勉強会】を行いまして、

これは今月から始めたのですが、少人数でコミュニケーションを取りながら勉強するというものです。

今月分は全て完売していますが、来月も行なっていく予定です。


でね、最後の質疑応答のところでこのような質問を頂いたんです。

『日本人の選手は試合を見るという習慣がないことが多く、そうなると同じ絵を描くということが自由にやらせた先にはなかなか生まれない。だからこそ一から教えてあげる必要があるということを感じています。そうなった時にどういう所から始めていくのが良いと考えていますか?』


質問の回答を共有したいというよりかは、

【同じ絵を描くということが自由の先に生まれない】

ここについて僕の考えを紹介していきたいと思います。


今日たまたま時間があったので、U-17W杯スペイン対ドイツを見てたんです。

でね、僕が常々言ってきていることはサッカーというスポーツの仕組みは、カテゴリー・年代・性別・国に関係なく同じものであるということ。


そして試合を見ながら思ったのは、

起こしたい現象であったり、ピッチ上で表現されているものはU-17の選手たちでも既にトップレベルと同じものであるということ。

そのサッカーが良いとか、悪いとかは別問題で、大事なのは仕組みに沿って再現する力というのは、17歳とか、20歳とか、25歳とか年齢に関係ないということ。


で、この質問に続きがありまして。

『4種年代では自動化のトレーニングは必要だと思いますか?』

僕はそこまで小学生年代で自動化に時間を使う必要はないと思っているということは伝えた上で、

同じ絵を描く】という観点において1つ、2つ、3つくらいは、自分たちが再現したいものを持って試合に臨むという訓練は必要だと思います。

なんでかって言うと【自由の先に同じ絵を描く】が基本的にないので。

それが【相手に対して自分たちがどうプレーするのか】というのはもっと先で良いと思うんです。

ただ少なからず【前回の試合で出た自分たちの課題に対してどうプレーするのか】ということを提示して試合に臨み、振り返り、改善するという時間を作るべきかなと。


これは今僕が小学生や中学一年生の個人分析をしてる時にやっていることでもあります。

『今こういう問題があるよね。→なんで上手くいかないのかというと〇〇が原因だよね。→だからここを修正したほうがいいよね。→次の試合はそこを意識してやってみようね。→(試合後)チャレンジしてみたらどうなったんだろう。→良くなったよね or まだここが上手く行ってないからここを改善した方が良いよね』

問題を解決する習慣を作ってあげることは大切だと思っています。


では前置きはこの辺にして今日もスペインサッカー研究所でサッカーを学んでいきましょう!

【今日のメモ】

本題はスペインサッカー研究所で!


スペインサッカー研究所

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