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仕事を楽しんでいない組織のコンサルティングは、ドラッカーは引き受けない。 8月29日 The Opportunity-Focused Organization 機会志向型組織の特徴

8月29日 火曜日です。
今日も #ドラッカー 、#ドラッカー365 から #マネジメント 力を高め、収入をあげていきましょう。

7&iホールディングス、ユニクロ、山崎パン、オムロン、富士通、日電はじめ、大手から中堅まで日本の経営層にとってドラッカーは常識です。
読んだことがない、勉強していない、という経営幹部は、ほとんど居ません。

なので、ビジネスパーソンやz世代の方々にとっても、ドラッカーを勉強していない、ということは、出世にも転職にも不利益です。そして、ドラッカーは、どの話も結構面白いので、教養にもなります。

かといって、これから30冊以上もある著書をいちいち読み始めるには、時間がありません。ChatGPTで要約してもらっても、肝に落ちないので、理解が浅いままとなりがちです。そこで、このNOTEが役立ちます。

このNOTEは、毎日たった5分で、世界最高峰の #ドラッカー・マネジメント を学び、リーダーとして必要な資質が学べ、そして、儲かる!そんなテキストです。

今日のテーマは、
The_Opportunity_Focused_Organization
(機会に焦点を当てた組織)
#機会志向型組織の特徴

問題解決よりも、機会の開発

問題解決よりも、機会の開発の方が成果が上がる、とドラッカー。

企業の成果は、「問題」を解決することによってではなく、「機会」を開発することによって得られる

「創造する経営者」(1964年) 15ページ

ところが、多くの組織は、問題解決ばかりを優先する。
それでは成果は上がらない、と。

 機会開発を優先させなさいという助言に対して、最も敏感に反応したのは、ドラッカーの居住する米国の企業ではなく、日本企業だった、というんだから、先輩方の行動力には頭が下がる。
 例えば、日本企業は、「使い所がない」と言われ、販売を諦められていたFAXの特許を廉価で受け取るや、廉価版のFAXを開発し、市場投入。長距離郵便や長距離電話を利用する企業に売り込み、見事普及に成功。見事機会開発を成功させたといいます。

のちに、FAX市場を開拓した企業マンは、「長距離郵便市場があったから、FAX市場はあるはず」と語ったという。

あなたには、潜在需要をみつけられるだろうか?

潜在需要や市場を見つける方法

潜在需要や市場を見つける方法は、大きく分けて1)顧客の声を聴く、2)市場分析する、の2つの方法がありますが、最も精度が高い方法は、顧客の声を聴く、それも、エンドユーザーの声を聴くことです。

顧客の声を聴くには、インタビューやアンケート、カスタマーサポートからの問い合わせ内容など、さまざまな方法があります。顧客の声を聴くことで、顧客が抱えている課題やニーズを把握することができます。

 某住宅設電メーカーさんでは、営業マンにエンドユーザー訪問を推奨していました。設電メーカーの顧客は、設電品を取り扱う卸会社やホームセンターのバイヤーです。なので、営業マンは売り上げを上げようとするため、バイヤーにばかり訪問することになります。

確かに客先に訪問すれば、短期的には売上は上がるでしょう。しかし、メーカーとしては、本当のニーズを知らなければ次の製品開発に遅れをとることになってしまいます。

そのため、同社は、住宅工務店の工事部や現場の大工さん、そして、住設設置の職人など、自社製品を利用するエンドユーザーから直接話を聞き、新製品開発のヒントを得ることとしたのです。

住宅に欠かせない住設製品の使い勝手を、設置する職人さんから直接聴くことで、困っていること、悩んでいること、彼らの「こういう製品が必要だ」という希望を拾い集めることに成功。

さらに、同社では、社員が新製品開発のアイデアを出したら、成否は問わず、1件につきxxx円で買い取る、と社員の人事制度に織り込みました。このためか、同社は他社を凌ぐ新製品開発件数と新製品リリース数を増やすことに成功。市場シェアの拡大にも成功しているといいます。

 また、常連さんに「サービスですよ」といいつつ、毎回テストマーケティング的に新メニューを提供し、その評判から本メニューに採用・不採用を決めている居酒屋さんや飲食店さんも少なくありません。

 エンドユーザーの声を直接開発者が聴くことで、精度は随分定まります。

 もちろん潜在需要や市場を見つける際には、複数の方法を組み合わせて、多角的な視点から分析することが重要です。また、顧客の声を聴くことに注力し、顧客のニーズを深く理解することが成功の鍵となります。

なお、ドラッカーのテキストはこちら

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