経営環境の変化に、あなたの会社の使命・ビジョンは変えなくていいですか?新しい能力は必要ではありませんか? 7月3日 Synergy of Business Assumptions 経営環境と使命と卓越性


ドラッカー #365の金言  より 
おはようございます。
#7月3日 月曜日。
6時です。

今日からいよいよ下半期がスタート。
戦略に基づいて、良きスタートダッシュが切れるよう
今朝も #ドラッカー365 から #マネジメント 力を高めていきましょう。

このNOTEは、毎日たった5分で、
世界最高峰の #ドラッカー・マネジメント を学び、
リーダーとして必要な資質が学べるテキストです。

本日のテーマは、
#Synergy_of_Business_Assumptions (事業前提の相乗効果)
#経営環境と使命と卓越性

#経営環境と使命と中核的能力は平仄が合っていなければならない

そもそもこの「平仄があっていなければならない」という訳に疑問を感じました。ドラッカーがそんなことを言うだろうか?

平仄(ひょうそく)とは?

漢詩の発声で、平声と仄声を意味する言葉。現在では、つじつまや条理を意味する。つじつまを合わせるという意味で「平仄を合わせる」という表現がある。

https://www.weblio.jp/content/平仄 より

「つじつまを合わせろ」なんてドラッカーが言うだろうか?
原文を見てみよう。

Assumptions in all three areas have to fit one another.
(この3つの分野の前提は、すべて互いに合致していなければならない。)

drucker366 

3つの分野とは、昨日記した通り
1、経営環境
2、使命
3、中核的能力(コア・コンピタンス)

この3分野の辻褄を合わせれば、組織が成功できる、という話ではないだろう。

ドラッカーは、英マークス&スペンサー社を例に引き、同社が第1次大戦によって、経営環境が変化したことに気づき、自社は社会変革の担い手である、と自らの事業使命を考え直した。その結果、それまでの「雑貨店チェーン」という立ち位置から「中産階級向けスーパーマーケット」という立場を目指し、組織を変え、製品を開発し、取引先を育成し、安くて高品質、という新しい衣料分野を提供し始めた。という事業環境の変化に基づいて、企業ビジョン、戦略を変更し、必要な中核的能力も変更した、と説明している。

1、経営環境
2、使命
3、中核的能力(コア・コンピタンス)

つじつまを合わせよう、なんて、この3分野を全部を+して、3で割れ、みたいな乱暴な理論をドラッカーが言うとは思えない。

1、外部の経営環境の変化がまず起こり、
2、それに合わせて自社の使命・ビジョンを変えよう、と経営陣が動き、
3、新使命・新ビジョンに基づいて、新戦略を立てて、必要な新しい中核的能力(コア・コンピタンス)を開発、
4、結果、新しい事業へと変身した、

と言うことなのだろう。

今日のACTION POINTから言えることは、

コロナ禍を経て、アフターコロナ、という経営環境の変化が生み出されています。この新しい外部環境に対して、あなたの会社の使命・ビジョンは合致しているでしょうか?その使命・ビジョンを実現するための中核的能力を持ち得ているでしょうか?

例えば、アフターコロナの現在、AIによってホワイトカラー労働者が担っていた仕事が置き換えられつつあります。AIが苦手な分野の能力を高めよう、と語学力やコミュニケーション力を高める勉強会に臨む若者が増えています。マーケティング力を高めたい方にこちらの有料NOTEを勧めています。

あなたは、新しい経営環境の変化に向かえていますか?
大丈夫ですか?

詳しいテキストはこちらに記していますので、ご覧ください。↓

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